2010年10月31日
「ハロウィン」と「ローソクもらい」
日本人の「受容性」に関連するのだろうか、「ハロウィン(Halloween)」における習慣や表面的な心地良さを受け入れるスピードには驚かされる。
オーストラリア人が多く住むようになったニセコ近郊では、9月頃から既に「かぼちゃ」が飾られていた。
「ドラえもん」の顔が書かれた「カボチャ」など。
作家の千石涼太郎先生が『なまら楽しい!! 北海道事典』の中の「七夕(たなばた)」という項目に、次のように書かれている。
「 七夕の夜、北海道の子供たちは釘で穴を空けた空き缶を横にして、提灯を作り、近所の家々をまわる。まるでハロウィンである。その際、子供たちが口にするのは「ろうそくだ~せ、だせよ。ださぬとかっちゃくぞ。それでもださぬと、かみつくぞ」(かっちゃく=ひっかく)の歌。(函館は大きく違います)
訪ねられた家では、ろうそくではなく、お菓子を渡すと、子供たちは笑顔になって帰っていく・・・という行事なのだが、近年、この行事をやる地域はめっきり少なくなった。」(以上、引用。是非、本を一冊購入し、北海道文化の研究の一助に!!)
俗に「ローソクもらい」という北海道における七夕(札幌では8月7日)の行事。
古くは『函館風俗書』(蛯子七左衛門・著。1855(安政2)年)に、その様子が描かれているとのことだが、ローソクの受け渡しやお菓子の受け渡しがいつから始まったのか、特定することはできない。
「津軽地方のねぶた」が起源との説もあるが、それとて真偽かどうかの見極めはつかない。
一方、「ハロウィン」は、「ケルト人の行う収穫感謝祭が、カトリックを信仰する他民族の間にも非宗教的な行事として浸透していったものとされている。」(ウィキペディアから)と語られるが、キリスト教の布教の一環として、宗教政策を一地域で進めていったものが、長い年月を経る中で、様々な特色を付加して現在のような形になったものとも考えられる。
「妖精」や「精霊」は、神話や宗教学を学んでいく中でもとりわけ興味深い研究対象となる。
「ハロウィン」と「ローソクもらい」の共通性として、「蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン (Jack-o'-lantern) 」を作り、魔女やお化けに仮装した子供達が「トリック・オア・トリート(Trick or treat. お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と唱えて近くの家を1軒ずつ訪ねる」(ウィキペディアから)という習慣が、北海道の「ローソクもらい」の中での「お菓子をもらいに一戸一戸を子供たちが周る」という点にある。
北海道の七夕における「ローソクもらい」も、むしろお盆の時期に「先祖の霊」が帰ってくることに関連し、「施す」こと=社会性を子供たちが身につけていくための「工夫」として広まっていったようにも感じている。また、明治期以来、アメリカから北海道に農業や社会資本整備を教えに渡ってきたアメリカ人たちから、そのような影響を受けたのだろうかなど、色々と想像してみたり。
世界の神話で地理的状況を考えると、なぜこれほど近接性があるのか、あるいは類似性が見られるのか、不思議なものが数多くある。
神話学から離れて、「形態形成場の理論(シェルドレイク(Rupert Sheldrake)の仮説)」の一つの現れと捉えることも可能なのだろうか。
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オーストラリア人が多く住むようになったニセコ近郊では、9月頃から既に「かぼちゃ」が飾られていた。
「ドラえもん」の顔が書かれた「カボチャ」など。
作家の千石涼太郎先生が『なまら楽しい!! 北海道事典』の中の「七夕(たなばた)」という項目に、次のように書かれている。
「 七夕の夜、北海道の子供たちは釘で穴を空けた空き缶を横にして、提灯を作り、近所の家々をまわる。まるでハロウィンである。その際、子供たちが口にするのは「ろうそくだ~せ、だせよ。ださぬとかっちゃくぞ。それでもださぬと、かみつくぞ」(かっちゃく=ひっかく)の歌。(函館は大きく違います)
訪ねられた家では、ろうそくではなく、お菓子を渡すと、子供たちは笑顔になって帰っていく・・・という行事なのだが、近年、この行事をやる地域はめっきり少なくなった。」(以上、引用。是非、本を一冊購入し、北海道文化の研究の一助に!!)
俗に「ローソクもらい」という北海道における七夕(札幌では8月7日)の行事。
古くは『函館風俗書』(蛯子七左衛門・著。1855(安政2)年)に、その様子が描かれているとのことだが、ローソクの受け渡しやお菓子の受け渡しがいつから始まったのか、特定することはできない。
「津軽地方のねぶた」が起源との説もあるが、それとて真偽かどうかの見極めはつかない。
一方、「ハロウィン」は、「ケルト人の行う収穫感謝祭が、カトリックを信仰する他民族の間にも非宗教的な行事として浸透していったものとされている。」(ウィキペディアから)と語られるが、キリスト教の布教の一環として、宗教政策を一地域で進めていったものが、長い年月を経る中で、様々な特色を付加して現在のような形になったものとも考えられる。
「妖精」や「精霊」は、神話や宗教学を学んでいく中でもとりわけ興味深い研究対象となる。
「ハロウィン」と「ローソクもらい」の共通性として、「蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン (Jack-o'-lantern) 」を作り、魔女やお化けに仮装した子供達が「トリック・オア・トリート(Trick or treat. お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と唱えて近くの家を1軒ずつ訪ねる」(ウィキペディアから)という習慣が、北海道の「ローソクもらい」の中での「お菓子をもらいに一戸一戸を子供たちが周る」という点にある。
北海道の七夕における「ローソクもらい」も、むしろお盆の時期に「先祖の霊」が帰ってくることに関連し、「施す」こと=社会性を子供たちが身につけていくための「工夫」として広まっていったようにも感じている。また、明治期以来、アメリカから北海道に農業や社会資本整備を教えに渡ってきたアメリカ人たちから、そのような影響を受けたのだろうかなど、色々と想像してみたり。
世界の神話で地理的状況を考えると、なぜこれほど近接性があるのか、あるいは類似性が見られるのか、不思議なものが数多くある。
神話学から離れて、「形態形成場の理論(シェルドレイク(Rupert Sheldrake)の仮説)」の一つの現れと捉えることも可能なのだろうか。
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2010年10月30日
「二条大麦」と「ホップ」
この季節、ビール各社が秋・冬仕様のビールを相次いで市場に投入する。
そして、一通り、飲んでみる(笑)。
※以下、あくまで「個人的感想及び意見」です。※
まずは、アサヒビールの「世界ビール紀行 ドイツ・メルツェンタイプ」。
あまりに口当たりが良過ぎて、特徴が分からないまま飲み終えてしまった。
次に、サッポロビールの「冬物語 炭焼き麦芽仕込み」。
想像していた以上に「淡白」。
次に、サントリーの「ザ・プレピアム モルツ〈黒〉」。
確かに「黒ビール」。しかしながら、プレミアム・モルツをわざわざ〈黒〉にしなくても、よいじゃない。という印象
で、お奨めは「続きを読む」からどうぞ。 続きを読む
そして、一通り、飲んでみる(笑)。
※以下、あくまで「個人的感想及び意見」です。※
まずは、アサヒビールの「世界ビール紀行 ドイツ・メルツェンタイプ」。
あまりに口当たりが良過ぎて、特徴が分からないまま飲み終えてしまった。
次に、サッポロビールの「冬物語 炭焼き麦芽仕込み」。
想像していた以上に「淡白」。
次に、サントリーの「ザ・プレピアム モルツ〈黒〉」。
確かに「黒ビール」。しかしながら、プレミアム・モルツをわざわざ〈黒〉にしなくても、よいじゃない。という印象
で、お奨めは「続きを読む」からどうぞ。 続きを読む
2010年10月28日
イタリア料理 イルピーノ
実は、昼しかお邪魔したことがなかった「イタリア料理 イルピーノ」。
私の大学の後輩でもある川端美枝さんが社長を務めていることもあり、仕事の打ち合わせなどで昼食を挟んでの打ち合わせ場所となることが多かった。
とある仕事の打ち上げということで、川端さんにも一緒に参加いただき、しばし楽しい時間を過ごさせていただいた。
川端さんは、イタリア北部を中心に生活を送られてから、日本に戻られ、北海道産の食材をふんだんに利用した料理を店舗で提供され、また「商品開発」も手がけている。
そんなこともあり、お店で提供している「アサリのクリームパスタ」は、道産小麦「春よ恋」を利用している。
パスタ用の小麦は「デュラム・セモリナ」でなければ、粘性が弱く、パスタやパンに利用することは難しい。
数年前に、江別産の小麦で作られたパスタを、魚介系とトマトソースをベースとした肉系で味わってみたときに感じたのだが、魚介系であれば、小麦の特性が上手に引き出せることは分かった。しかし、肉系になると、ソースがパスタに絡まないという「難点」があることを感じた。
超強力粉や強力粉を国内で生産することができれば、米以上に「食料自給率」の向上が図れるし、実際に「味」がよければ、多少値段が高かろうと、必ず需要は生まれるはず。そう考えれば、貿易自由化に頭から「反対」を唱えるのではなく、積極的に自分たちの作っている農産物の魅力を消費者に伝えきる努力が必要なのだと、自分は思うのだ。
それにしても、この「アサリのクリームパスタ」は、ソース自体がとてもしっかりしていて、素直に「美味しい」!!
なかなか感動モノの一品。
また、「当別町浅野さんの豚肉のロースト」。
こんなに柔らかくて、豚肉の印象を変えてしまうほどの豚肉を食べたのは、正直初めて。
びっくりする味わい。
しかも、添えられている十勝産の「じゃが芋」が、また強烈に美味しいのだ。
今年の春にニューヨークに行ってきたことは知っていたが、その理由の一つが「パンケーキを店で出したかったから」という。
このドルチェも、感性が新鮮。
幸せな気持ちで家路へと着くことができたのだ。
その川端さんが参加されるイベントは「続きを読む」でどうぞ!! 続きを読む
私の大学の後輩でもある川端美枝さんが社長を務めていることもあり、仕事の打ち合わせなどで昼食を挟んでの打ち合わせ場所となることが多かった。
とある仕事の打ち上げということで、川端さんにも一緒に参加いただき、しばし楽しい時間を過ごさせていただいた。
川端さんは、イタリア北部を中心に生活を送られてから、日本に戻られ、北海道産の食材をふんだんに利用した料理を店舗で提供され、また「商品開発」も手がけている。
そんなこともあり、お店で提供している「アサリのクリームパスタ」は、道産小麦「春よ恋」を利用している。
パスタ用の小麦は「デュラム・セモリナ」でなければ、粘性が弱く、パスタやパンに利用することは難しい。
数年前に、江別産の小麦で作られたパスタを、魚介系とトマトソースをベースとした肉系で味わってみたときに感じたのだが、魚介系であれば、小麦の特性が上手に引き出せることは分かった。しかし、肉系になると、ソースがパスタに絡まないという「難点」があることを感じた。
超強力粉や強力粉を国内で生産することができれば、米以上に「食料自給率」の向上が図れるし、実際に「味」がよければ、多少値段が高かろうと、必ず需要は生まれるはず。そう考えれば、貿易自由化に頭から「反対」を唱えるのではなく、積極的に自分たちの作っている農産物の魅力を消費者に伝えきる努力が必要なのだと、自分は思うのだ。
それにしても、この「アサリのクリームパスタ」は、ソース自体がとてもしっかりしていて、素直に「美味しい」!!
なかなか感動モノの一品。
また、「当別町浅野さんの豚肉のロースト」。
こんなに柔らかくて、豚肉の印象を変えてしまうほどの豚肉を食べたのは、正直初めて。
びっくりする味わい。
しかも、添えられている十勝産の「じゃが芋」が、また強烈に美味しいのだ。
今年の春にニューヨークに行ってきたことは知っていたが、その理由の一つが「パンケーキを店で出したかったから」という。
このドルチェも、感性が新鮮。
幸せな気持ちで家路へと着くことができたのだ。
その川端さんが参加されるイベントは「続きを読む」でどうぞ!! 続きを読む
2010年10月24日
『クオリティ・オブ・ライフ こころとからだ』
昨夜は、年に1度の母校(高校)の同窓会に参加した。
卒業後、約30年後に幹事期を迎え、約2年前から準備を進めなければならないことから、体制づくりを含め、幹事期に当たった卒業生は大変なのだ。
我々の期は、昨年幹事期を終えたのだが、実行委員長を筆頭に、役員を担われたメンバーの苦労は、本当に大変なものだった。今年の幹事期の皆さま、お疲れさまでした。
当然のことながら、幹事期の同窓会当日は、それぞれの役割分担にしたがい「仕事」をしなければならず、本当の意味で皆でゆっくりと語り合うことができるのは、恐らく幹事期の翌年以降になるのだろう。
そう思いつつ、日程調整をして昨夜は参加することができたのだが、予定外の2次会にも参加することとなり、大変楽しい時間を過ごすことができた。
全国から集まった同期の皆さんには、改めて「感謝」。
高校3年生のときに同じクラスだった村田和香(むらた・わか)ちゃん。
保健学の博士であり、現在、北海道大学大学院教授。
これで、恐らく自分が知っている範囲で「本」を出版したのは、同級生で3人目かな・・・。
タイトルは『クオリティ・オブ・ライフ こころとからだ』。
帰宅してから、睡眠を挟み、先ほど完読させていただいた。
率直に言って、和香ちゃんの「素朴」で「等身大」な姿勢が文章に表現されていて、一気に全文読むことができた。
「作業療法士」でもある彼女は、兎角字義的に捉えられることの多い「作業」という言葉の意味を「人の生活を形作っているもの」と捉え、その「「作業」を用いて、持てる能力を最大限に引き出すお手伝いをすること、それが作業療法」であると、本書の冒頭語っている。
「素朴」で「等身大」な姿勢。
「作業療法士である私が半世紀近く生きてみて、残る人生をどんなものか想像しながら書いたものです。あらがっても、人は確かに老いていきます。どんな未来を望むのか、どんな未来があってほしいのか、想像を楽しむきっかけとなる書であれば、幸せです」という語り口は、背伸びすることなく、自分らしく生きることとは何かを見つめ、それを実践するため大切な「健康」の話、「仕事と遊び」の話、「老化」「介護」の話、そして「心地よく生きる」「人生の質を考える」といった、ごくごく我々に身近なテーマについて、彼女なりの考えを綴っている。
人生の折り返し点にさしかかろうとする方はもちろん、人生の大きな転機を迎えようとしている方を含めて多くの皆さんにとって参考になる本だろう。
久しぶりに「心に染み入る文章」を読ませていただきました。
なお、本書は「北海道新聞社出版局」の制作協力により、「F・E・ヨガライフ協会」(㈱サッポロケルプ内)から発行されており、購入に関する問い合わせなど、関心を持たれた方は、011-222-0012に、直接連絡願います。(定価:1,300円) 続きを読む
卒業後、約30年後に幹事期を迎え、約2年前から準備を進めなければならないことから、体制づくりを含め、幹事期に当たった卒業生は大変なのだ。
我々の期は、昨年幹事期を終えたのだが、実行委員長を筆頭に、役員を担われたメンバーの苦労は、本当に大変なものだった。今年の幹事期の皆さま、お疲れさまでした。
当然のことながら、幹事期の同窓会当日は、それぞれの役割分担にしたがい「仕事」をしなければならず、本当の意味で皆でゆっくりと語り合うことができるのは、恐らく幹事期の翌年以降になるのだろう。
そう思いつつ、日程調整をして昨夜は参加することができたのだが、予定外の2次会にも参加することとなり、大変楽しい時間を過ごすことができた。
全国から集まった同期の皆さんには、改めて「感謝」。
高校3年生のときに同じクラスだった村田和香(むらた・わか)ちゃん。
保健学の博士であり、現在、北海道大学大学院教授。
これで、恐らく自分が知っている範囲で「本」を出版したのは、同級生で3人目かな・・・。
タイトルは『クオリティ・オブ・ライフ こころとからだ』。
帰宅してから、睡眠を挟み、先ほど完読させていただいた。
率直に言って、和香ちゃんの「素朴」で「等身大」な姿勢が文章に表現されていて、一気に全文読むことができた。
「作業療法士」でもある彼女は、兎角字義的に捉えられることの多い「作業」という言葉の意味を「人の生活を形作っているもの」と捉え、その「「作業」を用いて、持てる能力を最大限に引き出すお手伝いをすること、それが作業療法」であると、本書の冒頭語っている。
「素朴」で「等身大」な姿勢。
「作業療法士である私が半世紀近く生きてみて、残る人生をどんなものか想像しながら書いたものです。あらがっても、人は確かに老いていきます。どんな未来を望むのか、どんな未来があってほしいのか、想像を楽しむきっかけとなる書であれば、幸せです」という語り口は、背伸びすることなく、自分らしく生きることとは何かを見つめ、それを実践するため大切な「健康」の話、「仕事と遊び」の話、「老化」「介護」の話、そして「心地よく生きる」「人生の質を考える」といった、ごくごく我々に身近なテーマについて、彼女なりの考えを綴っている。
人生の折り返し点にさしかかろうとする方はもちろん、人生の大きな転機を迎えようとしている方を含めて多くの皆さんにとって参考になる本だろう。
久しぶりに「心に染み入る文章」を読ませていただきました。
なお、本書は「北海道新聞社出版局」の制作協力により、「F・E・ヨガライフ協会」(㈱サッポロケルプ内)から発行されており、購入に関する問い合わせなど、関心を持たれた方は、011-222-0012に、直接連絡願います。(定価:1,300円) 続きを読む
2010年10月23日
なぜかトラブル続きの一週間
会社の自分のパソコンが、未知のウィルスに感染しているだとか、外注して作ってもらった「エクセル」で作られたグラフに「凡例」が見つからず、「なんていい加減な仕事をしやがって!」と怒ってみたら、自分のパソコンのエクセル・verが低くて凡例が表示されないだとか。
パソコン絡みで、ほぼ9時間程度無駄な時間を費やすることになり、進めなければならない作業がまったく進まず、本当に疲れた一週間であった。
そんな一週間ではあったが、とあるプロジェクト絡みで「人と人とをつなぐ」ことを依頼され、親友と札幌・Monty Pythonにて打ち合わせを兼ねた飲み会。
気心知れた仲なので、お互い多少の「愚痴」も言い合うのだが、最後には馬鹿話で盛り上がり、一週間のストレスの少しは発散できたかも知れなかったのである。
白ワインは、ドイツのグスタフ・グリュンさんが手がける「Riesling(リースリング)2007」。
本場もののリースリングらしい、突き刺すような酸味とフレッシュさの中に蜂蜜のような香りが広がるワイン。
当分、このリースリングと出会うことはないだろう。
そのような余韻も、温度によってかなり「香り」に影響が出ることが分かる。
セラーから出してもらった直後と、ワインクーラーに入れて温度が下がった後とでは、まったく「香り」の立ち方が違う。
ワインクーラーで冷え過ぎると、折角の「香り」の広がりが半分以上少なくなるので、開けたら常温で、なるべく早いうちに飲むことが大切だということを、改めて認識する。
食事はいつものように、お任せ。「平目のカルパッチョと野菜たち」。
平目の上の少量のアンチョビーが、食欲を刺激する。
この続きは、「続きを読む」をクリックください。
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パソコン絡みで、ほぼ9時間程度無駄な時間を費やすることになり、進めなければならない作業がまったく進まず、本当に疲れた一週間であった。
そんな一週間ではあったが、とあるプロジェクト絡みで「人と人とをつなぐ」ことを依頼され、親友と札幌・Monty Pythonにて打ち合わせを兼ねた飲み会。
気心知れた仲なので、お互い多少の「愚痴」も言い合うのだが、最後には馬鹿話で盛り上がり、一週間のストレスの少しは発散できたかも知れなかったのである。
白ワインは、ドイツのグスタフ・グリュンさんが手がける「Riesling(リースリング)2007」。
本場もののリースリングらしい、突き刺すような酸味とフレッシュさの中に蜂蜜のような香りが広がるワイン。
当分、このリースリングと出会うことはないだろう。
そのような余韻も、温度によってかなり「香り」に影響が出ることが分かる。
セラーから出してもらった直後と、ワインクーラーに入れて温度が下がった後とでは、まったく「香り」の立ち方が違う。
ワインクーラーで冷え過ぎると、折角の「香り」の広がりが半分以上少なくなるので、開けたら常温で、なるべく早いうちに飲むことが大切だということを、改めて認識する。
食事はいつものように、お任せ。「平目のカルパッチョと野菜たち」。
平目の上の少量のアンチョビーが、食欲を刺激する。
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2010年10月17日
小樽の港・魅力再発見 アートツアー
10月30日(土)に「小樽の港・魅力再発見 アートツアー」が開催されます。
札幌発着ツアーですが、小樽からのツアーとしても取り扱っているそうです。
ツアーのメインは、コンサート&ワインパーティ。
北海道ワインさんの新酒、アンジュ・ド・フロマージュ監修の道産チーズ、レストラン・ピアット三輪氏監修のオリジナルディッシュが楽しめます。
「芸術の秋」と「食欲の秋」。
同時に満足できるイベントです。
札幌発着ツアーですが、小樽からのツアーとしても取り扱っているそうです。
ツアーのメインは、コンサート&ワインパーティ。
北海道ワインさんの新酒、アンジュ・ド・フロマージュ監修の道産チーズ、レストラン・ピアット三輪氏監修のオリジナルディッシュが楽しめます。
「芸術の秋」と「食欲の秋」。
同時に満足できるイベントです。
2010年10月16日
「北海道の味覚」を、東京で!!
ちょうど半月前の 『毎日新聞』に「道内飲食店チェーン 相次ぎ東京・銀座に・・・」という記事が掲載されていた。
そうなのだ。
今、東京には、北海道関係の飲食店が銀座に限らずあちらこちらへと出店しているらしい。
その情報の一端を、「マガジンハウス社」さんが、『WEBダカーポ』のグルメサイトで情報発信してくださっている。
■ ご当地酒場『北海道八雲町』 浜松町
■ 椿サロン サッポロ
■ 根室食堂 新宿店
■ 元祖北海道美唄やきとり 福よし 銀座店
東京にいながらにして、北海道の味覚を堪能することができたり、北海道を故郷とする皆さん方も東京で北海道の味を楽しむことができる。
「北海道の味」に触れて、北海道に行きたい!と思ったならば、是非皆さん、北海道へと足をお運びくださいませ!!
【小樽の「朝焼け」】
そうなのだ。
今、東京には、北海道関係の飲食店が銀座に限らずあちらこちらへと出店しているらしい。
その情報の一端を、「マガジンハウス社」さんが、『WEBダカーポ』のグルメサイトで情報発信してくださっている。
■ ご当地酒場『北海道八雲町』 浜松町
■ 椿サロン サッポロ
■ 根室食堂 新宿店
■ 元祖北海道美唄やきとり 福よし 銀座店
東京にいながらにして、北海道の味覚を堪能することができたり、北海道を故郷とする皆さん方も東京で北海道の味を楽しむことができる。
「北海道の味」に触れて、北海道に行きたい!と思ったならば、是非皆さん、北海道へと足をお運びくださいませ!!
【小樽の「朝焼け」】