2010年12月31日
「環境問題」を考えることにもなるワイン
オーストラリア(Australia)。ペンフォールド(Penfolds)「KOONUNGA HILL 2008 (クヌンガヒル)」。
シラーズ(Shiraz)71%、カベルネ・ソーヴィニョン(Cabernet Sauvignon)29%。
「ずしり」と重たい。
「クヌンガヒル」という名称は、南オーストラリア州の南東、ヴィクトリア州との州境近くにあるワイン主要産地の中にあり、「1970年代にワイン用葡萄が植えられていた畑の名前に由来する」と、どのワイン販売店のインフォメーションにも書かれている。
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シラーズ(Shiraz)71%、カベルネ・ソーヴィニョン(Cabernet Sauvignon)29%。
「ずしり」と重たい。
「クヌンガヒル」という名称は、南オーストラリア州の南東、ヴィクトリア州との州境近くにあるワイン主要産地の中にあり、「1970年代にワイン用葡萄が植えられていた畑の名前に由来する」と、どのワイン販売店のインフォメーションにも書かれている。
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2010年12月30日
GEWURZTRAMINER
「GEWURZTRAMINER Grand Cru Pfersigberg 2009 (ゲヴュルツトラミナー グランクリュ ペルシベルグ)」。
(※ カメラ故障中につき、画像が荒く、お見苦しい写真で申し訳ありません。)
引き続き、フランス・アルザス(Alsace)を楽しんでいる。Alsace Grand Cru AC。
Gewurztraminer(ゲヴュルツトラミナー)という品種は、世界中で人気のある品種と言われているが、「アルザス地方のゲヴュルツトラミナーの右に出るモノはない」とも言われ、一度はモノ・セパージュで「本物」を楽しんでみることをお薦めしたい。 続きを読む
(※ カメラ故障中につき、画像が荒く、お見苦しい写真で申し訳ありません。)
引き続き、フランス・アルザス(Alsace)を楽しんでいる。Alsace Grand Cru AC。
Gewurztraminer(ゲヴュルツトラミナー)という品種は、世界中で人気のある品種と言われているが、「アルザス地方のゲヴュルツトラミナーの右に出るモノはない」とも言われ、一度はモノ・セパージュで「本物」を楽しんでみることをお薦めしたい。 続きを読む
2010年12月29日
2010 印象に残ったワイン
毎年恒例になりつつある「備忘録」。
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
ちなみに、2007年から2009年までの間の3年間の「記憶」は、こちらに。
さて、今年2010年。
ワインはさておき、「衝撃ベスト3」は先日ご紹介したとおり。
白ワインは、「2009 KURISAWA BLANC」。
2007年、2008年と、北海道産赤ワインが特にその年印象に残ったようだが、昨年は自分自身、どちらかというと北海道産ワインから「新たな発見」を得るよりも、外国産のワインの中でも飲んだことがなかったワインに「新たな発見」があったのだろう。
今年は、「あっ」という間に売り切れた「2009 KURISAWA BLANC」の「抜栓直後から華やかで複雑なアロマが立ち上がる。
辛口ではあるが、時間が経つにつれて、ピノ・グリらしき表情が際立ってきたり、ケルナーらしい爽やかさを感じた」面白さが、とても印象に残った。
公私ともに岩見沢市さんとは、様々な形でつながりの深かった一年であったことも、印象に留め置く理由の一つなのだろう。 続きを読む
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
ちなみに、2007年から2009年までの間の3年間の「記憶」は、こちらに。
さて、今年2010年。
ワインはさておき、「衝撃ベスト3」は先日ご紹介したとおり。
白ワインは、「2009 KURISAWA BLANC」。
2007年、2008年と、北海道産赤ワインが特にその年印象に残ったようだが、昨年は自分自身、どちらかというと北海道産ワインから「新たな発見」を得るよりも、外国産のワインの中でも飲んだことがなかったワインに「新たな発見」があったのだろう。
今年は、「あっ」という間に売り切れた「2009 KURISAWA BLANC」の「抜栓直後から華やかで複雑なアロマが立ち上がる。
辛口ではあるが、時間が経つにつれて、ピノ・グリらしき表情が際立ってきたり、ケルナーらしい爽やかさを感じた」面白さが、とても印象に残った。
公私ともに岩見沢市さんとは、様々な形でつながりの深かった一年であったことも、印象に留め置く理由の一つなのだろう。 続きを読む
2010年12月26日
「アルザスワイン」パーティ
フランス・アルザス(Alsace)のワインを飲もう!ということに。
「アルザスワイン街道」に位置するエギスハイム(Eguisheim)。アルザスワイン発祥の地、フランスで最も美しい村とも言われるエギスハイム。
15世紀からワイナリーを構えている「ポール・ジャングランジェ(Paul Ginglinger)」。13代当主ミッシェル。
「ワインの飲み手が(自然派と)とらえてくれればよい」と語るワイン。
「リースリング(Riesling)2009」。
アルザスのリースリング特有のすっきりした飲み口。
「焼き鮭の香味ソース」。
刺身でいただくことのできる「生鮭」を使い、カリッと香ばしい仕上がり。
「豆入りミネストローネ」。
ガルバンゾ(Garbanzo、ひよこ豆)、マローファットピース(Marrowfat peas、青えんどう)、レッドキドニー(Red kidney beans、赤いんげん)、オリーブなどをたっぷり使ったミネストローネ。
触感もよく身体が温まる。
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「アルザスワイン街道」に位置するエギスハイム(Eguisheim)。アルザスワイン発祥の地、フランスで最も美しい村とも言われるエギスハイム。
15世紀からワイナリーを構えている「ポール・ジャングランジェ(Paul Ginglinger)」。13代当主ミッシェル。
「ワインの飲み手が(自然派と)とらえてくれればよい」と語るワイン。
「リースリング(Riesling)2009」。
アルザスのリースリング特有のすっきりした飲み口。
「焼き鮭の香味ソース」。
刺身でいただくことのできる「生鮭」を使い、カリッと香ばしい仕上がり。
「豆入りミネストローネ」。
ガルバンゾ(Garbanzo、ひよこ豆)、マローファットピース(Marrowfat peas、青えんどう)、レッドキドニー(Red kidney beans、赤いんげん)、オリーブなどをたっぷり使ったミネストローネ。
触感もよく身体が温まる。
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2010年12月25日
「クリスマス・イブ」の赤ワイン
小樽のクリスマスと言えば、「ケンタッキー」ではなく、「なると」の若鶏。
「なると」も札幌に進出し、その存在も小樽だけではなく、北海道全体に広がりつつある。
何せ肉が大きく、皮がパリッと仕上がっていて、ガーリックによる味付けは、バスやJRで持ち帰ろうとすると、「この人、「なると」持っているぞ」と分かるくらいなのだ。
この「なると」に合わせるワインとなると、どちらかと言えば「ずしり」とした重さが必要。
選ばれた一本は、「アマンカヤ グラン・レゼルヴァ樽熟 (Amancaya Grand Reserva and 2007)」。
アルゼンチン(ARGENTINE)のワイン銘醸地「メンドーサ(Mendoza)」。
アンデス山脈の麓、標高850m~1,500mの肥沃な土壌で生産される葡萄。アルゼンチン全体の約70%のワイン生産量を占めている。
セパージュは、マルベック(Malbec)55%、カベルネ・ソーヴィニョン(Cabernet Sauvignon)45%。
『世界に認められる最高のワインをアルゼンチンで造る』というニコラス・カテナ氏(Nicolas Catena)。2001年、同社の品質が世界的に認められたが、その前年、シャトー・ラフィット・ロートシルト(Dm.Baron De Lafit Rothschild)のエリック・ロスチャイルド男爵とのJVがスタートし、このワインもその成果の一つ。
したがって、樽熟成に用いられる樽はボルドー(Bordeaux)のポイヤック(Pauillac)の樽工場で作られ、14度のアルコール度数まで上がり、濃厚な熟成感が口の中に広がるワイン。
ブラインドをしてみても、アルゼンチンと当たらない確率が自分の中では高いという、低価格でありながら、最高の一本なのだ。
そうそう。「アマンカヤ」とは、アンデスに咲く「花」の名前ということだが、実際の写真はなかなか見つからず、こちらのサイトに「アマンカヤ」の花の写真が掲載されていました。 続きを読む
「なると」も札幌に進出し、その存在も小樽だけではなく、北海道全体に広がりつつある。
何せ肉が大きく、皮がパリッと仕上がっていて、ガーリックによる味付けは、バスやJRで持ち帰ろうとすると、「この人、「なると」持っているぞ」と分かるくらいなのだ。
この「なると」に合わせるワインとなると、どちらかと言えば「ずしり」とした重さが必要。
選ばれた一本は、「アマンカヤ グラン・レゼルヴァ樽熟 (Amancaya Grand Reserva and 2007)」。
アルゼンチン(ARGENTINE)のワイン銘醸地「メンドーサ(Mendoza)」。
アンデス山脈の麓、標高850m~1,500mの肥沃な土壌で生産される葡萄。アルゼンチン全体の約70%のワイン生産量を占めている。
セパージュは、マルベック(Malbec)55%、カベルネ・ソーヴィニョン(Cabernet Sauvignon)45%。
『世界に認められる最高のワインをアルゼンチンで造る』というニコラス・カテナ氏(Nicolas Catena)。2001年、同社の品質が世界的に認められたが、その前年、シャトー・ラフィット・ロートシルト(Dm.Baron De Lafit Rothschild)のエリック・ロスチャイルド男爵とのJVがスタートし、このワインもその成果の一つ。
したがって、樽熟成に用いられる樽はボルドー(Bordeaux)のポイヤック(Pauillac)の樽工場で作られ、14度のアルコール度数まで上がり、濃厚な熟成感が口の中に広がるワイン。
ブラインドをしてみても、アルゼンチンと当たらない確率が自分の中では高いという、低価格でありながら、最高の一本なのだ。
そうそう。「アマンカヤ」とは、アンデスに咲く「花」の名前ということだが、実際の写真はなかなか見つからず、こちらのサイトに「アマンカヤ」の花の写真が掲載されていました。 続きを読む
2010年12月24日
稲庭うどん
秋田に住む叔母から「稲庭(いなにわ)うどん」が届いた。
「稲庭うどん」との対面は、東京で仕事をしていた頃、定年間近だった姉御グループに誘われて、銀座でワインを飲んだ後に「佐藤養助」さん直営店でいただいて以来のこと。
確か、かなり高価であったことと、手延べ麺であってコシが強いという印象だけが残っていた。 続きを読む
「稲庭うどん」との対面は、東京で仕事をしていた頃、定年間近だった姉御グループに誘われて、銀座でワインを飲んだ後に「佐藤養助」さん直営店でいただいて以来のこと。
確か、かなり高価であったことと、手延べ麺であってコシが強いという印象だけが残っていた。 続きを読む
2010年12月23日
カジュアルなイタリアワイン三昧
先日忘年会でお邪魔した「バール・ソッリーソ」さんに、またもお邪魔し、カジュアルなイタリアワインを目一杯堪能。
まずは白ワイン。
「MONTESICCI(IGT Isola del Nuraghi ドリアノーヴァ モンテジッチ 2008)」。
サルディーニャ島(Sardinia)。
セパージュは、ヴェルメンティーノ(Vermentino)75%、マルヴァジア(Marvasia)15%、ナスコ(Nasco)10%。
柔らかさのある口当たりのよい辛口。ナスコが影響しているのか、柑橘系の印象も残る。
「気に入った」という人が多かった一本。
「カラスミのスパゲティ」とともに。
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まずは白ワイン。
「MONTESICCI(IGT Isola del Nuraghi ドリアノーヴァ モンテジッチ 2008)」。
サルディーニャ島(Sardinia)。
セパージュは、ヴェルメンティーノ(Vermentino)75%、マルヴァジア(Marvasia)15%、ナスコ(Nasco)10%。
柔らかさのある口当たりのよい辛口。ナスコが影響しているのか、柑橘系の印象も残る。
「気に入った」という人が多かった一本。
「カラスミのスパゲティ」とともに。
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2010年12月19日
多くの上司や部下が悩むこと
よほど優秀な人材が揃っている職場であったとしても、「完全」「完璧」などあり得ないはずだと、自分は思っている。
なぜなら、人間は「不完全」であり、「完全」にはなりえないから。
したがって、数多くの「失敗」と成功の「経験」を積み重ねて、人は成長していくはずなのだ。
自分自身、そのように考えている。
とは言え、「いつまでに、これを仕上げるように」と指示したにもかかわらず、いつまで経っても「報告」さえない場面に出くわすと、頭ごなしに怒る前に、「指示された人間は、一体何をどう考えているのだろうか?」と上司として考えてしまう。
逆に、指示しなくても、これくらいやっておいて欲しいと思っていても、言葉に出さなければ動かない人間を前にすると、呆れる前に、「指示待ち人間は、なぜ能動的に動こうとしないのだろうか?」と、またも上司として考えてしまう。
上司がそう思うと同様、部下には部下の考えも当然あるはずなのだ。
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なぜなら、人間は「不完全」であり、「完全」にはなりえないから。
したがって、数多くの「失敗」と成功の「経験」を積み重ねて、人は成長していくはずなのだ。
自分自身、そのように考えている。
とは言え、「いつまでに、これを仕上げるように」と指示したにもかかわらず、いつまで経っても「報告」さえない場面に出くわすと、頭ごなしに怒る前に、「指示された人間は、一体何をどう考えているのだろうか?」と上司として考えてしまう。
逆に、指示しなくても、これくらいやっておいて欲しいと思っていても、言葉に出さなければ動かない人間を前にすると、呆れる前に、「指示待ち人間は、なぜ能動的に動こうとしないのだろうか?」と、またも上司として考えてしまう。
上司がそう思うと同様、部下には部下の考えも当然あるはずなのだ。
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