拓かれた時間の中で
http://nowhereman01.sapolog.com
今日出会い、思い、感じたこと。
一つでもよいから、明日の「元気」につながれば・・・。
ja
Nowhereman
2016-12-28T09:23:45+09:00
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2016 印象に残ったワイン
http://nowhereman01.sapolog.com/e457426.html
毎年恒例の「備忘録」。
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
2007年以降の「記憶」は、こちらからどうぞ。
白ワイン。
Vignoble du Rêveur Pierres Sauvages 2013(ヴィニョブル・デュ・レヴール ピエール・ソヴァージュ).
Pinot Gris (ピノ・グリ), Pinot Auxerrois (ピノ・オーセロワ)種。AOC Alsace.
何より、この複雑さ。
元々アルザスは個性的なワインの造り手が多い中、この一本は、とても感動ものでした。
赤ワイン。
Terre Rare Carignano Riserva 2010(セッラ・エ・モスカ テッレ・ラーレ カリニャーノ・デル・スルチス リゼルヴァ)。
Carignano (カリニャーノ=ラングドックのカリニャンがシノニム)。
DOC Carignano del Sulcis.
サルディーニャのワインは、どちらかと言えば「薄い」という印象でしたが、思いっきりその印象を覆してくれる一本でした。
毎年恒例の「備忘録」。
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
2007年以降の「記憶」は、こちらからどうぞ。
白ワイン。
Vignoble du Rêveur Pierres Sauvages 2013(ヴィニョブル・デュ・レヴール ピエール・ソヴァージュ).
Pinot Gris (ピノ・グリ), Pinot Auxerrois (ピノ・オーセロワ)種。AOC Alsace.
何より、この複雑さ。
元々アルザスは個性的なワインの造り手が多い中、この一本は、とても感動ものでした。
赤ワイン。
Terre Rare Carignano Riserva 2010(セッラ・エ・モスカ テッレ・ラーレ カリニャーノ・デル・スルチス リゼルヴァ)。
Carignano (カリニャーノ=ラングドックのカリニャンがシノニム)。
DOC Carignano del Sulcis.
サルディーニャのワインは、どちらかと言えば「薄い」という印象でしたが、思いっきりその印象を覆してくれる一本でした。
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Vin
Nowhereman
2016-12-28T09:23:45+09:00
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ワインエチケット整理で思ったこと
http://nowhereman01.sapolog.com/e456611.html
この文章は、私のfacebook上に書いた内容の転載です。
facebookの「アルバム」に、ワインエチケットの整理をしている過程での気付きです。
※
ワインエチケットの国・地域別の整理は、いつの機会かに必ずやらなければと思っていました。
私は、自分自身、ワインスノッブだとは思っておりません。
ワインを飲み始めた当初は、見知らぬ人同士が集うワイン会などにも多数参加していましたが、やはり「このワインは○○で、××過ぎるので、今ひとつだねぇ」などという会話自体が好きになれず、そういう勉強は自分一人でこっそりとやっている方がよいだろうと思い、一定の時期に地域によってどれだけの「違い」があるのかなど、自分自身の味覚を頼りに学んできたようなものです。
ここまで整理してみて感じたことは数点あります。
facebookの「アルバム」に、ワインエチケットの整理をしている過程での気付きです。
※
ワインエチケットの国・地域別の整理は、いつの機会かに必ずやらなければと思っていました。
私は、自分自身、ワインスノッブだとは思っておりません。
ワインを飲み始めた当初は、見知らぬ人同士が集うワイン会などにも多数参加していましたが、やはり「このワインは○○で、××過ぎるので、今ひとつだねぇ」などという会話自体が好きになれず、そういう勉強は自分一人でこっそりとやっている方がよいだろうと思い、一定の時期に地域によってどれだけの「違い」があるのかなど、自分自身の味覚を頼りに学んできたようなものです。
ここまで整理してみて感じたことは数点あります。
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Vin
Nowhereman
2016-11-28T11:10:53+09:00
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2015 印象に残ったワイン
http://nowhereman01.sapolog.com/e444957.html
毎年恒例の「備忘録」。
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
2007年以降の「記憶」は、こちらからどうぞ。
白ワイン。
「HERMON ヤルデン・マウント・ヘルモン・ホワイト 2013」。
イスラエルからの一本。
ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、セミヨンによる一本であったが、まずはセミヨンの香りから立ち上がり、それぞれのセパージュ本来の力強さが惜しみなく発揮されるという、実に力強い出来に感動。
赤ワイン。
余市の曽我さんのお兄さん、長野県・小布施ワイナリーの曽我彰彦さんが送り出した一本。
「メルロ 2012」。
日本のワイン造りの質の高さを再認識できた一本。
毎年恒例の「備忘録」。
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
2007年以降の「記憶」は、こちらからどうぞ。
白ワイン。
「HERMON ヤルデン・マウント・ヘルモン・ホワイト 2013」。
イスラエルからの一本。
ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、セミヨンによる一本であったが、まずはセミヨンの香りから立ち上がり、それぞれのセパージュ本来の力強さが惜しみなく発揮されるという、実に力強い出来に感動。
赤ワイン。
余市の曽我さんのお兄さん、長野県・小布施ワイナリーの曽我彰彦さんが送り出した一本。
「メルロ 2012」。
日本のワイン造りの質の高さを再認識できた一本。
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Vin
Nowhereman
2015-12-27T08:45:26+09:00
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2014 印象に残ったワイン
http://nowhereman01.sapolog.com/e428836.html
毎年恒例の「備忘録」。
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
2007年以降の「記憶」は、こちらからどうぞ。
白ワイン。「Morton Estate Hawkes Bayモートン・エステイト ホークス・ベイ 1998」。
新年早々に飲んだ白ワインは、親友ご夫妻が遊びにきたときに飲んだ一本。
いきなり今年最高の白ワインが登場したという感想だった。
熟成された色、香り、シャルドネ本来の力強さ等々、しかもニュージーランドのテロワールがしっかりと理解できる奥深さ。
このワインの確実な飲み頃だったと実感。
そして、赤ワイン。「Chambolle-Musigny(シャンボール・ミュジニー) 1989」。
日本人の仲田晃司氏が、ブルゴーニュで立ち上げたLou Dumont(ルー・デュモン)。
彼が選んだレア・セレクションのうちの一本であり、25年前のワイン。
抜栓直後から、ブルゴーニュであることを主張。
これも、ちょうど飲み頃の絶頂期にあった一本。
やはり、この手のワインは、自宅でゆっくりと味わって飲みたいと思った一本であった。
今年も、フェイスブック・facebookへの投稿が中心となりました。
最新情報等をお知りになりたい方は、是非フェイスブックに登録され、友達申請いただければと思います。
毎年同じことを年末につぶやきたい。
「ワインは一期一会」。
フランスの諺にもあるが、まさに出会った瞬間の「感動」が「記憶」に残るものがワインであるとすれば、ワイン生産者・醸造家・流通関係の皆さんすべてに対する感謝の気持ちを、今後も忘れずにいたいものである。
来年も、沢山の「ワインとの出会い」があることを祈り、そのためには自分自身の「健康管理」が何より大切であることを、忘れることなく生きていきたい。
今年は、これが最初で最後の投稿。
今後とも、ご愛読いただく機会がありましたら幸いです。
皆さま方とご家族の皆様方のご多幸をお祈りいたしまして、今年最初で最後のblogとさせていただきたいと存じます。
また来年も、よろしくお願いいたします。
毎年恒例の「備忘録」。
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
2007年以降の「記憶」は、こちらからどうぞ。
白ワイン。「Morton Estate Hawkes Bayモートン・エステイト ホークス・ベイ 1998」。
新年早々に飲んだ白ワインは、親友ご夫妻が遊びにきたときに飲んだ一本。
いきなり今年最高の白ワインが登場したという感想だった。
熟成された色、香り、シャルドネ本来の力強さ等々、しかもニュージーランドのテロワールがしっかりと理解できる奥深さ。
このワインの確実な飲み頃だったと実感。
そして、赤ワイン。「Chambolle-Musigny(シャンボール・ミュジニー) 1989」。
日本人の仲田晃司氏が、ブルゴーニュで立ち上げたLou Dumont(ルー・デュモン)。
彼が選んだレア・セレクションのうちの一本であり、25年前のワイン。
抜栓直後から、ブルゴーニュであることを主張。
これも、ちょうど飲み頃の絶頂期にあった一本。
やはり、この手のワインは、自宅でゆっくりと味わって飲みたいと思った一本であった。
今年も、フェイスブック・facebookへの投稿が中心となりました。
最新情報等をお知りになりたい方は、是非フェイスブックに登録され、友達申請いただければと思います。
毎年同じことを年末につぶやきたい。
「ワインは一期一会」。
フランスの諺にもあるが、まさに出会った瞬間の「感動」が「記憶」に残るものがワインであるとすれば、ワイン生産者・醸造家・流通関係の皆さんすべてに対する感謝の気持ちを、今後も忘れずにいたいものである。
来年も、沢山の「ワインとの出会い」があることを祈り、そのためには自分自身の「健康管理」が何より大切であることを、忘れることなく生きていきたい。
今年は、これが最初で最後の投稿。
今後とも、ご愛読いただく機会がありましたら幸いです。
皆さま方とご家族の皆様方のご多幸をお祈りいたしまして、今年最初で最後のblogとさせていただきたいと存じます。
また来年も、よろしくお願いいたします。]]>
Vin
Nowhereman
2014-12-23T11:38:03+09:00
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2013 印象に残ったワイン
http://nowhereman01.sapolog.com/e407518.html
毎年恒例の「備忘録」。
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
2007年以降の「記憶」は、こちらからどうぞ。
白ワイン。「藤澤農園 2012 上幌ワイン余市ケルナー」。
「幻のワイン」と言われるほど、発売されてから直ぐに入手困難となったワイン。
余市の藤澤農園さんのケルナーを使用し、岩見沢・上幌地区に出来たブルース・ガットラヴさんが醸造したワイン。
葡萄に付着した天然酵母による発酵。
これほどケルナーという葡萄の可能性を我々に伝えてくれたワインは、恐らくこれまでなかっただろうと思うほど。
北海道がワイン用葡萄の一大生産地に羽ばたいていく可能性を、現実味をもって受け入れることができるワインであった。
そして、赤ワイン。「Clos Saint-Denis Grand Cru 2000 (クロ・サンドニ グラン・クリュ)」。
Мagnien Мichel(ドメーヌ・ミシェル・マニャン)の5代目であるFrederic Magnien(フレデリック・マニャン)の造ったワイン。
ブルゴーニュは美味しいと思ってはいたが、値段の高いワインになればなるほど、その真価が発揮されるものだと、このワインを飲む前日まで信じていた。
もはや、値段の問題ではない。
「この信じられないほどに広がる香りは、一体何なんだ??」。
「決して薄まることのない優しさの中に潜む力強さは、一体何なんだ??」。
実際にマニャン氏とお会いしてこのワインを調達し、フランスで寝かせて、私たちと日本で出会うその日のために大切に持参してくださった一本。
「ワインの世界の素晴らしさ」を知るに、十分過ぎるほどの一本であった。異質な世界を生きる者との「ワインを通した対話」は、人生をより豊かにするであろうことを、掛け値なしに伝えてくれた。
今年は、フェイスブック・facebookへの投稿が中心となりました。
最新情報等をお知りになりたい方は、是非フェイスブックに登録され、友達申請いただければと思います。
毎年同じことを年末につぶやきたい。
「ワインは一期一会」。
フランスの諺にもあるが、まさに出会った瞬間の「感動」が「記憶」に残るものがワインであるとすれば、ワイン生産者・醸造家・流通関係の皆さんすべてに対する感謝の気持ちを、今後も忘れずにいたいものである。
来年も、沢山の「ワインとの出会い」があることを祈り、そのためには自分自身の「健康管理」が何より大切であることを、忘れることなく生きていきたい。
今年も、ご愛読いただきありがとうございました。
皆さま方とご家族の皆様方のご多幸をお祈りいたしまして、今年最後のblogとさせていただきたいと存じます。
また来年も、よろしくお願いいたします。
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
2007年以降の「記憶」は、こちらからどうぞ。
白ワイン。「藤澤農園 2012 上幌ワイン余市ケルナー」。
「幻のワイン」と言われるほど、発売されてから直ぐに入手困難となったワイン。
余市の藤澤農園さんのケルナーを使用し、岩見沢・上幌地区に出来たブルース・ガットラヴさんが醸造したワイン。
葡萄に付着した天然酵母による発酵。
これほどケルナーという葡萄の可能性を我々に伝えてくれたワインは、恐らくこれまでなかっただろうと思うほど。
北海道がワイン用葡萄の一大生産地に羽ばたいていく可能性を、現実味をもって受け入れることができるワインであった。
そして、赤ワイン。「Clos Saint-Denis Grand Cru 2000 (クロ・サンドニ グラン・クリュ)」。
Мagnien Мichel(ドメーヌ・ミシェル・マニャン)の5代目であるFrederic Magnien(フレデリック・マニャン)の造ったワイン。
ブルゴーニュは美味しいと思ってはいたが、値段の高いワインになればなるほど、その真価が発揮されるものだと、このワインを飲む前日まで信じていた。
もはや、値段の問題ではない。
「この信じられないほどに広がる香りは、一体何なんだ??」。
「決して薄まることのない優しさの中に潜む力強さは、一体何なんだ??」。
実際にマニャン氏とお会いしてこのワインを調達し、フランスで寝かせて、私たちと日本で出会うその日のために大切に持参してくださった一本。
「ワインの世界の素晴らしさ」を知るに、十分過ぎるほどの一本であった。異質な世界を生きる者との「ワインを通した対話」は、人生をより豊かにするであろうことを、掛け値なしに伝えてくれた。
今年は、フェイスブック・facebookへの投稿が中心となりました。
最新情報等をお知りになりたい方は、是非フェイスブックに登録され、友達申請いただければと思います。
毎年同じことを年末につぶやきたい。
「ワインは一期一会」。
フランスの諺にもあるが、まさに出会った瞬間の「感動」が「記憶」に残るものがワインであるとすれば、ワイン生産者・醸造家・流通関係の皆さんすべてに対する感謝の気持ちを、今後も忘れずにいたいものである。
来年も、沢山の「ワインとの出会い」があることを祈り、そのためには自分自身の「健康管理」が何より大切であることを、忘れることなく生きていきたい。
今年も、ご愛読いただきありがとうございました。
皆さま方とご家族の皆様方のご多幸をお祈りいたしまして、今年最後のblogとさせていただきたいと存じます。
また来年も、よろしくお願いいたします。]]>
Vin
Nowhereman
2013-12-28T18:07:01+09:00
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2013夏 イタリア
http://nowhereman01.sapolog.com/e397864.html
マガジンハウスさまから、不定期シリーズ8回にて連載されることとなりました。
2013夏 イタリア。
初回は、アマルフィ。
(続きは「続きを読む」からどうぞ。)
マガジンハウスさまから、不定期シリーズ8回にて連載されることとなりました。
2013夏 イタリア。
初回は、アマルフィ。
(続きは「続きを読む」からどうぞ。)
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旅
Nowhereman
2013-07-24T20:31:08+09:00
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悪天の中での小樽観光
http://nowhereman01.sapolog.com/e392789.html
ゴールデンウィークを迎えましたが、北海道は天気がよくないですね。
そういう天気の悪い中、小樽観光をしようと思うのなら、勉強にもなる場所を探索してみてはいかがでしょうか。
「旧日本郵船株式会社小樽支店」。
詳細は、先日アップされた『dacapo』(マガジンハウス)でご確認いただければと思います。
日露戦争後、樺太国境画定の経緯と歴史、さらには日本の伝統工芸でありながら、消え去りそうな記憶などが留められています。
(続きは「続きを読む」からどうぞ。)
そういう天気の悪い中、小樽観光をしようと思うのなら、勉強にもなる場所を探索してみてはいかがでしょうか。
「旧日本郵船株式会社小樽支店」。
詳細は、先日アップされた『dacapo』(マガジンハウス)でご確認いただければと思います。
日露戦争後、樺太国境画定の経緯と歴史、さらには日本の伝統工芸でありながら、消え去りそうな記憶などが留められています。
(続きは「続きを読む」からどうぞ。)]]>
旅
Nowhereman
2013-04-28T13:17:25+09:00
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多喜二を通じて「奴隷制度」について考える
http://nowhereman01.sapolog.com/e388799.html
2月20日は、小樽で育った文学者・小林多喜二の命日である。
写真は、冬は閉ざされている小樽を一望できる旭山展望台にある多喜二の文学碑。
昨今、多くの若者たちに『蟹工船』が読まれたり、戦前の労働者の解放と平和を希求したプロレタリア文学者だと紹介されることが多い。
多喜二の生涯を、史書に沿って読んでいくと、多喜二と結婚することはなかった田口瀧子という一人の女性の存在を通して、実は多喜二は単に労働者の解放だけを願ったわけではなく、もっと大きな意味での人間社会に古くから根付いていた「奴隷制度」がその時代にも息付いていたことへの批判、さらには戦後の日本国憲法第13条が規定する「すべて国民は、個人として尊重される」という我々国民が深く理解することなく享受しているかも知れない権利について希求していたのではなかろうかと、最近になって私は個人的に考えるようになった。
「奴隷制度」は、古代から存在し、最も多くの初期的形態としては戦争による勝者が敗者を奴隷として扱ってきたという史実に出会う。また、カースト制のように宗教的にも長期間にわたり社会に根付いてしまったことにより、現存しているケースもある。
旧約聖書の時代にあっても、「ノアの箱舟」のノアがカナンを呪うことが、黒人奴隷を中世において正当化する理由とされ、大航海時代に特にアフリカの黒人が奴隷売買の対象とされる形態を生み出した。実はその時代、日本人も奴隷売買の対象になっていたという史実もあり、豊臣秀吉がそのことを目の当たりにして怒り狂ったという歴史も断片的に記録されている。
なぜ多喜二の側にいた田口瀧子が「奴隷制度」と関係するのか。当時瀧子は父親の借金の形として室蘭の銘酒屋(めしや)に売られ、その後小樽の銘酒屋に転売されてきたのだ。
その時代、小樽の遊里は、南廊と北廊とがあり、いわば「赤線」はその二箇所だった。「青線」としての銘酒屋と蕎麦屋の存在は、小樽のみならず、全国にもあったのだろうが、借金の形として「売春」をさせられるという行為は、まさにそれは「奴隷」と言っても過言ではあるまい。
多喜二は、瀧子と結婚するわけでもなく、さらには性的交渉も持たず、親友から借金をして瀧子を母の住む自宅に引き取ったのだ。
フェイスブックでは、いつも明るく華やかな小樽の側面しかお伝えしていませんし、こういったいわば過去の暗闇が公然と語られることなど有り得ず、実際には、多くの先人たちの苦労を直視する機会は自ら史書等から丁寧に調べ上げるしか方法はない。
売春に限らず、「奴隷制度」に似た形態は、戦前から戦後の数年程度日本で続いてきたことは事実である。多喜二は、『蟹工船』を通じて過酷な労働環境によるいわば「奴隷制度」を批判しているように見えるが、実際のところ、日本社会に当時横たわっていたこうした制度が、なぜ滅びることなく存在し続けるのかということを、自分自身の生き方を通じて世に問いていたのではなかろうかと、私は痛切に感じる。
現代において、労働の場のみならず、「家庭」での親子の支配関係は子供への虐待につながるだろうし、「学校」でのいじめや体罰も根底はそこに通じているのではなかろうか。
そうして考えると、日本国憲法の中でも、自分自身なぜ第13条が必要であったのか真摯に考える機会が少なかったのだが、多喜二の短い人生を紐解いていく過程で、多々考えさせられることは多い。
ワイン文化史研究家としては、ノアが葡萄酒を飲んで泥酔して寝込んでしまったことに、大罪が潜んでいることを悲しまずにはいられないのであった。
(facebook掲載文章から)
写真は、冬は閉ざされている小樽を一望できる旭山展望台にある多喜二の文学碑。
昨今、多くの若者たちに『蟹工船』が読まれたり、戦前の労働者の解放と平和を希求したプロレタリア文学者だと紹介されることが多い。
多喜二の生涯を、史書に沿って読んでいくと、多喜二と結婚することはなかった田口瀧子という一人の女性の存在を通して、実は多喜二は単に労働者の解放だけを願ったわけではなく、もっと大きな意味での人間社会に古くから根付いていた「奴隷制度」がその時代にも息付いていたことへの批判、さらには戦後の日本国憲法第13条が規定する「すべて国民は、個人として尊重される」という我々国民が深く理解することなく享受しているかも知れない権利について希求していたのではなかろうかと、最近になって私は個人的に考えるようになった。
「奴隷制度」は、古代から存在し、最も多くの初期的形態としては戦争による勝者が敗者を奴隷として扱ってきたという史実に出会う。また、カースト制のように宗教的にも長期間にわたり社会に根付いてしまったことにより、現存しているケースもある。
旧約聖書の時代にあっても、「ノアの箱舟」のノアがカナンを呪うことが、黒人奴隷を中世において正当化する理由とされ、大航海時代に特にアフリカの黒人が奴隷売買の対象とされる形態を生み出した。実はその時代、日本人も奴隷売買の対象になっていたという史実もあり、豊臣秀吉がそのことを目の当たりにして怒り狂ったという歴史も断片的に記録されている。
なぜ多喜二の側にいた田口瀧子が「奴隷制度」と関係するのか。当時瀧子は父親の借金の形として室蘭の銘酒屋(めしや)に売られ、その後小樽の銘酒屋に転売されてきたのだ。
その時代、小樽の遊里は、南廊と北廊とがあり、いわば「赤線」はその二箇所だった。「青線」としての銘酒屋と蕎麦屋の存在は、小樽のみならず、全国にもあったのだろうが、借金の形として「売春」をさせられるという行為は、まさにそれは「奴隷」と言っても過言ではあるまい。
多喜二は、瀧子と結婚するわけでもなく、さらには性的交渉も持たず、親友から借金をして瀧子を母の住む自宅に引き取ったのだ。
フェイスブックでは、いつも明るく華やかな小樽の側面しかお伝えしていませんし、こういったいわば過去の暗闇が公然と語られることなど有り得ず、実際には、多くの先人たちの苦労を直視する機会は自ら史書等から丁寧に調べ上げるしか方法はない。
売春に限らず、「奴隷制度」に似た形態は、戦前から戦後の数年程度日本で続いてきたことは事実である。多喜二は、『蟹工船』を通じて過酷な労働環境によるいわば「奴隷制度」を批判しているように見えるが、実際のところ、日本社会に当時横たわっていたこうした制度が、なぜ滅びることなく存在し続けるのかということを、自分自身の生き方を通じて世に問いていたのではなかろうかと、私は痛切に感じる。
現代において、労働の場のみならず、「家庭」での親子の支配関係は子供への虐待につながるだろうし、「学校」でのいじめや体罰も根底はそこに通じているのではなかろうか。
そうして考えると、日本国憲法の中でも、自分自身なぜ第13条が必要であったのか真摯に考える機会が少なかったのだが、多喜二の短い人生を紐解いていく過程で、多々考えさせられることは多い。
ワイン文化史研究家としては、ノアが葡萄酒を飲んで泥酔して寝込んでしまったことに、大罪が潜んでいることを悲しまずにはいられないのであった。
(facebook掲載文章から)
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雑感
Nowhereman
2013-02-23T17:47:42+09:00
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握 群来膳
http://nowhereman01.sapolog.com/e386628.html
『ミシュランガイド北海道 2012』。
小樽で唯一☆☆の寿司屋さん。
『dacapo』にてご紹介させていただきました。
機会がありましたら、是非一度、足を運んでみたいお店です。。
小樽で唯一☆☆の寿司屋さん。
『dacapo』にてご紹介させていただきました。
機会がありましたら、是非一度、足を運んでみたいお店です。。]]>
Sushi 鮨
Nowhereman
2013-01-19T15:39:26+09:00
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2013年 今年もよろしくお願いいたします
http://nowhereman01.sapolog.com/e385789.html
皆さん、ご家族お揃いで、よいお正月をお迎えのことと存じます。
2013年も何卒よろしくお願いいたします。
翻って2012(平成24)年は、自分にとっては記憶に残る一年でもあった。
物心付いた頃から、叔母から聞かされていた母方の家系について、ルーツを調べるための「旅」に出かけることができた。
写真は、山口県・岩国で再建された「岩国城」から眺めた岩国の街と瀬戸内の島々。
また、ちょうど紅葉の見頃でもあったので、武士なるものの世が生まれた一つの象徴でもある「安芸の宮島」にも足を運んでみた。
既にそれぞれの街に暮らしている母を含めてその姉妹に、その記録を残しておきたかったので、「写真集」も作ってみた。
そんなことも昨年の思い出の一つになってしまったが、一年は早いもので、既にその6日が経過している。
今年は悔いなき時間を過ごせるよう、「一歩一歩確実に前へ進む」ことを、手段ではあるがそれを「目標」として努力を重ねていこうと考えている。
今年一年、皆さま何卒よろしくお願い申し上げます。何はともあれ、健康第一☆☆☆。。
2013年も何卒よろしくお願いいたします。
翻って2012(平成24)年は、自分にとっては記憶に残る一年でもあった。
物心付いた頃から、叔母から聞かされていた母方の家系について、ルーツを調べるための「旅」に出かけることができた。
写真は、山口県・岩国で再建された「岩国城」から眺めた岩国の街と瀬戸内の島々。
また、ちょうど紅葉の見頃でもあったので、武士なるものの世が生まれた一つの象徴でもある「安芸の宮島」にも足を運んでみた。
既にそれぞれの街に暮らしている母を含めてその姉妹に、その記録を残しておきたかったので、「写真集」も作ってみた。
そんなことも昨年の思い出の一つになってしまったが、一年は早いもので、既にその6日が経過している。
今年は悔いなき時間を過ごせるよう、「一歩一歩確実に前へ進む」ことを、手段ではあるがそれを「目標」として努力を重ねていこうと考えている。
今年一年、皆さま何卒よろしくお願い申し上げます。何はともあれ、健康第一☆☆☆。。
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雑感
Nowhereman
2013-01-06T16:05:18+09:00
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2012 印象に残ったワイン
http://nowhereman01.sapolog.com/e385085.html
毎年恒例の「備忘録」。
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
2007年以降の「記憶」は、こちらからどうぞ。
白ワイン。「“Y”Chateau d'Yquem(イグレック・ド・シャトー・ディケム)1985」。
ドイツのTROCKENBEERENAUSLESE(トロッケンベーレンアウスレーゼ)、ハンガリーのTOKAJI ASZU ESZENCIA(トカイ アス エッセンシア)と世界三大貴腐ワインと言われるSAUTERNES(ソーテルヌ)のディケム。
過去22ヴィンテージしか発売されていない、ディケムの辛口。イグレック。
セミヨンとソーヴィニョン・ブランのそもそも絶妙なバランスが、この時間を経過しても素晴らしい香りと口に含んだ余韻をしっかりと残している。友人に、心から感謝の白ワインであった。
(赤ワインは「続きを読む」からどうぞ。)
今年の印象に残ったワイン。
「印象に残ったワイン」について、記憶の糸を辿っていけば、どのような心境にあったときに、どのような人とグラスを重ねたのかなど、一年間を通じて自分の身の回りで起こった様々な「出来事」を、山あり谷ありの中から「再発見」することができる。
2007年以降の「記憶」は、こちらからどうぞ。
白ワイン。「“Y”Chateau d'Yquem(イグレック・ド・シャトー・ディケム)1985」。
ドイツのTROCKENBEERENAUSLESE(トロッケンベーレンアウスレーゼ)、ハンガリーのTOKAJI ASZU ESZENCIA(トカイ アス エッセンシア)と世界三大貴腐ワインと言われるSAUTERNES(ソーテルヌ)のディケム。
過去22ヴィンテージしか発売されていない、ディケムの辛口。イグレック。
セミヨンとソーヴィニョン・ブランのそもそも絶妙なバランスが、この時間を経過しても素晴らしい香りと口に含んだ余韻をしっかりと残している。友人に、心から感謝の白ワインであった。
(赤ワインは「続きを読む」からどうぞ。)]]>
Vin
Nowhereman
2012-12-27T14:22:19+09:00
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Merry Christmas!!
http://nowhereman01.sapolog.com/e384869.html
今日はクリスマス・イヴですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
自分からのささやかなプレゼントです。。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
自分からのささやかなプレゼントです。。
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出来事
Nowhereman
2012-12-24T14:09:16+09:00
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函館キュイジーヌ 二人の巨匠とともに
http://nowhereman01.sapolog.com/e380796.html
「函館キュイジーヌ」。
池田洋二氏と再会するがために、函館へ。
詳細は、『dacapo』(マガジンハウス)にてどうぞ!
函館のタクシー運転手さんは、本当に親切でした。
湯の川温泉から函館山の夜景を見に向かおうとしたが、路面電車じゃ間に合わないだろうと思い、タクシーを利用。
日の入り間に合うように函館山の頂上まで連れていってくださいました。
その後、数回タクシーを利用したが、札幌や小樽では信じられないほど「親切」。
一度好印象を持てば、何度でも利用しようと思うのが人間の性。
dacapoで掲載されていない「毛蟹のクリームパスタ」。
ボタン海老からとった濃厚な味噌のダシを加え、甲殻類独特の臭みをエストラゴンで香りをつけているという超絶品パスタ。
正直、このパスタの中に「函館キュイジーヌ」の本質を見た思いが。
池田氏の友人でもあり函館で中華料理「李太白」の料理長(店長)を勤める秋山耕作さんも、駆けつけてくださった。
「函館キュイジーヌ」風麻婆豆腐とでも言おうか。
旨い!!
(続きは「続きを読む」からどうぞ。)
池田洋二氏と再会するがために、函館へ。
詳細は、『dacapo』(マガジンハウス)にてどうぞ!
函館のタクシー運転手さんは、本当に親切でした。
湯の川温泉から函館山の夜景を見に向かおうとしたが、路面電車じゃ間に合わないだろうと思い、タクシーを利用。
日の入り間に合うように函館山の頂上まで連れていってくださいました。
その後、数回タクシーを利用したが、札幌や小樽では信じられないほど「親切」。
一度好印象を持てば、何度でも利用しようと思うのが人間の性。
dacapoで掲載されていない「毛蟹のクリームパスタ」。
ボタン海老からとった濃厚な味噌のダシを加え、甲殻類独特の臭みをエストラゴンで香りをつけているという超絶品パスタ。
正直、このパスタの中に「函館キュイジーヌ」の本質を見た思いが。
池田氏の友人でもあり函館で中華料理「李太白」の料理長(店長)を勤める秋山耕作さんも、駆けつけてくださった。
「函館キュイジーヌ」風麻婆豆腐とでも言おうか。
旨い!!
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大好きなお店
Nowhereman
2012-11-03T06:06:25+09:00
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ご近所レストランは、本当にありがたい!
http://nowhereman01.sapolog.com/e380173.html
夏が過ぎ、季節は秋へと移行しつつある。
今日も午前中、マガジンハウス『ダカーポ』の原稿を作成し、ようやく先ほど東京へと送付。
そういう疲れが溜まりつつあるときには、自宅で食事の準備はかなり億劫。
そんなとき、ご近所にあるレストランは、本当に強い見方である。
御馴染み「イグレック y5.3」さん。
まずは、ビールのおつまみ。
おとなしく、ビールと赤ワイン一本にしようと。
モトックスさんのワインは、外すことはない。
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今日も午前中、マガジンハウス『ダカーポ』の原稿を作成し、ようやく先ほど東京へと送付。
そういう疲れが溜まりつつあるときには、自宅で食事の準備はかなり億劫。
そんなとき、ご近所にあるレストランは、本当に強い見方である。
御馴染み「イグレック y5.3」さん。
まずは、ビールのおつまみ。
おとなしく、ビールと赤ワイン一本にしようと。
モトックスさんのワインは、外すことはない。
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大好きなお店
Nowhereman
2012-10-27T13:48:59+09:00
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brasserie Les Cercles
http://nowhereman01.sapolog.com/e380043.html
高校の同級生から連絡があり、ワイングラスを片手に語り合うことに。
場所は、ブラッスリー・セルクル。
もうそろそろ開店から1年となるが、いつお邪魔しても「満席」なり。
今日の料理メニューを眺めていて、すぐに「山形産大きいなめこのアンチョビバター焼き」が目に飛び込んできた。
「これはビールだよ」という林シェフのご指摘通り、ビールにていただく。
味が染みこんでいて、美味しい!!
ここに来ると注文しないではいられない「パテ・ド・カンパーニュ」をいただく。
会話は最初から飛ばし気味だったのだが、この辺りから既にワインも飛ばし気味。
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場所は、ブラッスリー・セルクル。
もうそろそろ開店から1年となるが、いつお邪魔しても「満席」なり。
今日の料理メニューを眺めていて、すぐに「山形産大きいなめこのアンチョビバター焼き」が目に飛び込んできた。
「これはビールだよ」という林シェフのご指摘通り、ビールにていただく。
味が染みこんでいて、美味しい!!
ここに来ると注文しないではいられない「パテ・ド・カンパーニュ」をいただく。
会話は最初から飛ばし気味だったのだが、この辺りから既にワインも飛ばし気味。
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大好きなお店
Nowhereman
2012-10-25T14:49:33+09:00
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北見・スペインバル ミロ
http://nowhereman01.sapolog.com/e379737.html
前日網走にて、北見でワインが置いてあり、料理も美味しいお店を教えていただき足を運んだ先。
「スペインバル ミロ」さん。
何が凄いかって、ワイン付きの90分飲み放題で、3種類のパエリアの中から一品選ぶことができ、そのほかにさらに一皿を選ぶことができるというコースが3,000円というのだから、何と幸せなプランか!
早速、パエリアのチョイス。
「イカスミのパエリア」。
はっきり言って、美味☆☆☆。。
北見でこれほど美味しいパエリアをいただくことができるとは、幸せ。
「牡蠣のアヒージョ」。
プリプリの牡蠣を、アヒージョにて。
「プロシュートとサラダ」。
スペインのカヴァやヘレスとともに、いただく。
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「スペインバル ミロ」さん。
何が凄いかって、ワイン付きの90分飲み放題で、3種類のパエリアの中から一品選ぶことができ、そのほかにさらに一皿を選ぶことができるというコースが3,000円というのだから、何と幸せなプランか!
早速、パエリアのチョイス。
「イカスミのパエリア」。
はっきり言って、美味☆☆☆。。
北見でこれほど美味しいパエリアをいただくことができるとは、幸せ。
「牡蠣のアヒージョ」。
プリプリの牡蠣を、アヒージョにて。
「プロシュートとサラダ」。
スペインのカヴァやヘレスとともに、いただく。
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その他のお店
Nowhereman
2012-10-21T12:36:59+09:00
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網走・多国籍料理 ラ・テル
http://nowhereman01.sapolog.com/e379721.html
網走の夜。
ワインと少々の料理を食べることのできるお店を探し求め、ホテルでいただいた飲食店地図片手に街を歩く。
なかなかそれらしきお店が見つからず、街角で男四人で悩んでいたところ、通りかかった女性が声をかけてくれた。
「何かお困りですか?」と。
「ワインと少々の料理を食べることができるお店を探しています」と正直に伝えたところ、少し考えながら、「仕事からの帰りなので、お店の近くまでご案内します」と。
一瞬、お店の回し者ではなかろうかなど、そのような不純な発想を頭の片隅に抱いてしまった自分自身の愚かさを恥じる。
ご案内いただいたお店は「多国籍料理 ラ・テル」さん。
店の入口に置かれているワインの空きボトルが、自分の求めているお店であることを現している(笑)。
「アンチョビークリーム付きのポテトフライ」。
アンチョビークリームが、ごくごく自然でありつつ、ポテトにマッチ。
「野菜スティックも是非どうぞ」ということで・・・。
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ワインと少々の料理を食べることのできるお店を探し求め、ホテルでいただいた飲食店地図片手に街を歩く。
なかなかそれらしきお店が見つからず、街角で男四人で悩んでいたところ、通りかかった女性が声をかけてくれた。
「何かお困りですか?」と。
「ワインと少々の料理を食べることができるお店を探しています」と正直に伝えたところ、少し考えながら、「仕事からの帰りなので、お店の近くまでご案内します」と。
一瞬、お店の回し者ではなかろうかなど、そのような不純な発想を頭の片隅に抱いてしまった自分自身の愚かさを恥じる。
ご案内いただいたお店は「多国籍料理 ラ・テル」さん。
店の入口に置かれているワインの空きボトルが、自分の求めているお店であることを現している(笑)。
「アンチョビークリーム付きのポテトフライ」。
アンチョビークリームが、ごくごく自然でありつつ、ポテトにマッチ。
「野菜スティックも是非どうぞ」ということで・・・。
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無国籍料理
Nowhereman
2012-10-21T09:34:46+09:00
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道産牛と言えば「小樽 イグレックy5.3」
http://nowhereman01.sapolog.com/e379043.html
何度もブログで紹介させていただいているが、何せ「ご近所レストラン」。
最近は、テレビや雑誌での紹介も増えているが、小樽の閑静な住宅街にある老舗レストランなのだ。
自分が予約すれば、白と赤を飲むことを察して、既に「お通し」が準備されている。
野菜への拘りも凄い。すべて後志管内をオーナーご夫婦お二人で、見つけ歩いているから、とても新鮮かつ美味。
早速白ワインをいただく。
「Chateau La Condamine Bertrand "Tendem" (シャトー・ラ・コンダミン・ベルトラン「タンデム」) 」。
ラングドック・ルーションで、Roussanne(ルーサンヌ)、Sauvignon Blanc(ソーヴィニォン・ブラン)それぞれ50%の比率でブレンド。
ビアフランカ地層でビオディナミで育った葡萄が放つ、地中海の香りがグラスから溢れ出る。
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最近は、テレビや雑誌での紹介も増えているが、小樽の閑静な住宅街にある老舗レストランなのだ。
自分が予約すれば、白と赤を飲むことを察して、既に「お通し」が準備されている。
野菜への拘りも凄い。すべて後志管内をオーナーご夫婦お二人で、見つけ歩いているから、とても新鮮かつ美味。
早速白ワインをいただく。
「Chateau La Condamine Bertrand "Tendem" (シャトー・ラ・コンダミン・ベルトラン「タンデム」) 」。
ラングドック・ルーションで、Roussanne(ルーサンヌ)、Sauvignon Blanc(ソーヴィニォン・ブラン)それぞれ50%の比率でブレンド。
ビアフランカ地層でビオディナミで育った葡萄が放つ、地中海の香りがグラスから溢れ出る。
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大好きなお店
Nowhereman
2012-10-12T16:35:07+09:00
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桜と馬のまち 新ひだか町
http://nowhereman01.sapolog.com/e378676.html
2006(平成18)年3月、静内町(しずない)と三石町(みついし)との合併によって「新ひだか町」は生まれた。
これまで、北海道太平洋岸のこの地域は、車で駆け抜けるだけであり、なかなか宿泊する機会を持つこともなかった。
今回、たまたま新ひだか町に仕事で立ち寄ることとなり、仕事の終了後の夜、そしてその翌朝、このまちを散策してみた。
町で馬の競りがあるときには、ホテルの空室を見つけるのが難しいと聞いていたが、その日も満室。
そのようなホテルであっても、フロントのとてもチャーミングな女性に「この町で、歩いて行ける範囲で、是非見ておいた方がよいところってありますか?」とお聞きしてみた。
「静内郷土館が近くにありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょう」と、教えていただいた。
次いでに、翌朝散歩する神社の場所や、夜ワインが飲めるお店などを紹介していただき、その笑顔と素晴らしい対応に嬉しくなる。
早速「新ひだか町静内郷土館」へと足を運んでみた。
すぐに発見したのは、縄文遺跡の数々(レプリカか)。
この日、立ち寄った厚幌(あっぽろ)ダムの工事現場にて、大量の埋蔵文化財が発見されていて、これが山の民と海の民との両方の遺跡が混じっているというこから、とても貴重な発見であるなど話を聞いていたが、縄文時代の前期から後期にかけて、この地域は賑わっていたのだろうと、遠い昔に思いを馳せる。
また、北前船の碇(いかり)が「静内沖で発見された」という、まさにその碇が展示されていた。
太平洋側を北前船が走っていたことは、自分にとっては少し驚きであり、帰り際に誠実なお人柄の学芸員の方と名刺交換をした上で、色々と意見交換をさせていただく。
「実は、この近所の神社で、さらに重要なものが見つかったのです」とのこと。
『現代版北前船プロジェクト』の中心人物に、帰宅後に連絡しようということになる。
人と人との「縁」は、どこでどう生まれるか分からないから不思議であり、実に楽しい。
(続きは「続きを読む」からどうぞ。)
これまで、北海道太平洋岸のこの地域は、車で駆け抜けるだけであり、なかなか宿泊する機会を持つこともなかった。
今回、たまたま新ひだか町に仕事で立ち寄ることとなり、仕事の終了後の夜、そしてその翌朝、このまちを散策してみた。
町で馬の競りがあるときには、ホテルの空室を見つけるのが難しいと聞いていたが、その日も満室。
そのようなホテルであっても、フロントのとてもチャーミングな女性に「この町で、歩いて行ける範囲で、是非見ておいた方がよいところってありますか?」とお聞きしてみた。
「静内郷土館が近くにありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょう」と、教えていただいた。
次いでに、翌朝散歩する神社の場所や、夜ワインが飲めるお店などを紹介していただき、その笑顔と素晴らしい対応に嬉しくなる。
早速「新ひだか町静内郷土館」へと足を運んでみた。
すぐに発見したのは、縄文遺跡の数々(レプリカか)。
この日、立ち寄った厚幌(あっぽろ)ダムの工事現場にて、大量の埋蔵文化財が発見されていて、これが山の民と海の民との両方の遺跡が混じっているというこから、とても貴重な発見であるなど話を聞いていたが、縄文時代の前期から後期にかけて、この地域は賑わっていたのだろうと、遠い昔に思いを馳せる。
また、北前船の碇(いかり)が「静内沖で発見された」という、まさにその碇が展示されていた。
太平洋側を北前船が走っていたことは、自分にとっては少し驚きであり、帰り際に誠実なお人柄の学芸員の方と名刺交換をした上で、色々と意見交換をさせていただく。
「実は、この近所の神社で、さらに重要なものが見つかったのです」とのこと。
『現代版北前船プロジェクト』の中心人物に、帰宅後に連絡しようということになる。
人と人との「縁」は、どこでどう生まれるか分からないから不思議であり、実に楽しい。
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旅
Nowhereman
2012-10-08T08:45:42+09:00
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日高「手打ちそば いずみ食堂」と室蘭・中央町
http://nowhereman01.sapolog.com/e378610.html
日高町に、美味しい手打ち蕎麦のお店があるという評判。
「手打ちそば いずみ食堂」さん。
蕎麦屋では御馴染み、信楽焼きの狸が八相縁喜を願っている。
昼時に7人でお邪魔したのだが、お店は混みあっていたが、スムーズに入店することができたことに、まずは感激。
その瞬間、ある記憶が脳裏に甦る。
とある年の「小樽雪あかりの路」での夜の出来事。
札幌から見学に駆けつけた友人が、寒さに耐えかね、「温かいお蕎麦を食べたい」と。老舗と言われる蕎麦屋の玄関に並ぶこと20分。ようやく店の中に入ってみたら、席はたくさん空いているものの、テーブルの上がまったく片付いていないので、いつまでたっても待ちぼうけ。
札幌からやってきた友人は、帰りの電車の時間もあるので、待ちきれずに食事を取ることもなく帰宅。
小樽市民の一人として、「寂しい思い」をさせてしまったことを、とても残念に、申し訳ないことをしてしまったことを思い起こす。
それに比べると、いずみ食堂さんで働く皆さんが活き活きとしていて、実に手際のよいことを悟る。
蕎麦の麺は、自分の好みである「田舎蕎麦」。
ぶつ切りであったり、麺がひねらさっていたりするのだが、実は、そこが出汁と麺との絶妙な絡み合いにつながっているのだろうと想像する。
7人いれば、注文はバラバラ。
自分が注文した「豚肉入り蕎麦」は、一番最後にテーブルへ。
「大変遅くなって、本当に申し訳ありません」と、実に丁寧にお詫びされるものの、これだけ混みあっている店であれば、多少待たされようが、全然気にもならない。
3種類のかつお節と日高産の根昆布から作られているという出汁。
蕎麦好きの方には是非一度試していただきたい一品であった。
加えて、入店から始まり、最後の最後まで、お客さまの立場に立った丁寧な対応は、「ホスピタリティの基本」とは何かを考えさせてくれるものでもあった。
(室蘭中央町については、「続きを読む」からどうぞ。)
「手打ちそば いずみ食堂」さん。
蕎麦屋では御馴染み、信楽焼きの狸が八相縁喜を願っている。
昼時に7人でお邪魔したのだが、お店は混みあっていたが、スムーズに入店することができたことに、まずは感激。
その瞬間、ある記憶が脳裏に甦る。
とある年の「小樽雪あかりの路」での夜の出来事。
札幌から見学に駆けつけた友人が、寒さに耐えかね、「温かいお蕎麦を食べたい」と。老舗と言われる蕎麦屋の玄関に並ぶこと20分。ようやく店の中に入ってみたら、席はたくさん空いているものの、テーブルの上がまったく片付いていないので、いつまでたっても待ちぼうけ。
札幌からやってきた友人は、帰りの電車の時間もあるので、待ちきれずに食事を取ることもなく帰宅。
小樽市民の一人として、「寂しい思い」をさせてしまったことを、とても残念に、申し訳ないことをしてしまったことを思い起こす。
それに比べると、いずみ食堂さんで働く皆さんが活き活きとしていて、実に手際のよいことを悟る。
蕎麦の麺は、自分の好みである「田舎蕎麦」。
ぶつ切りであったり、麺がひねらさっていたりするのだが、実は、そこが出汁と麺との絶妙な絡み合いにつながっているのだろうと想像する。
7人いれば、注文はバラバラ。
自分が注文した「豚肉入り蕎麦」は、一番最後にテーブルへ。
「大変遅くなって、本当に申し訳ありません」と、実に丁寧にお詫びされるものの、これだけ混みあっている店であれば、多少待たされようが、全然気にもならない。
3種類のかつお節と日高産の根昆布から作られているという出汁。
蕎麦好きの方には是非一度試していただきたい一品であった。
加えて、入店から始まり、最後の最後まで、お客さまの立場に立った丁寧な対応は、「ホスピタリティの基本」とは何かを考えさせてくれるものでもあった。
(室蘭中央町については、「続きを読む」からどうぞ。)]]>
和食
Nowhereman
2012-10-07T12:03:01+09:00