ルロワ

Nowhereman

2009年06月07日 10:40

 ヴィオディナミの祖と言えばNIcolas Joly(ニコラ・ジョリ)。
 その愛弟子と言われるLalou Bize-Leroy(1933-:ラルー・ビーズ・ルロワ)女史。

 久しぶりにまとめ買いをする機会を得たので、購入し、早速1本開けてみた。


 キャップを外すと、黒黴がびっしり。
 ボジョレー・ヌーボー以外、ルロワのワインは一定の年数を経てから出荷することから、こういう状態はごく一般。
 綺麗に黒黴を拭き終わってから、抜栓する。


 ブルゴーニュ(Burgundy)のピノ・ノワール(Pinot Noir)の特徴とでも言えるピンクがかった鮮やかなワインレッド。
 時間が経過すればする程に、ピノ・ノワール独特の香りが部屋全体へと広がっていく。
 果実味がしっかりしていて、値段以上に価値を感じるルロワのブルゴーニュ・ルージュ。

 こういうワインを飲んでいると、世界の中に「幸せ」が満ち溢れているかのような幻想さえ抱いてしまう。
 たまには、こういう素晴らしいワインを飲んでみることも、大切なのでしょ。

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