小樽から、どこまで見えているのか?
先日、とある会合で、「
『ダカーポ』に毛無山から増毛が見えるって書いていたけど、嘘だろう?」と言われた。
「増毛までは見えないが、雄冬岬と書いておいたはずだよ」と答えたのだが、その根拠について、議論となった。
思わず「中学校の授業でそれくらい習うだろう??」と、光の屈折率を考慮しない場合の計算式を示そうとしたのだが、酔っ払った頭で正確に答えることができず、とても悔しい思いをした(苦笑)。
そこで、とある方が探してくれた「
どこまで見える」というサイトから「図」をお借りして、自分の頭で再度考えてみることに。
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因数分解に苦労したが、l=√2Rh+h×h
地球の半径を6,371km、小樽・雄冬間の距離を66kmとした場合、l=0.3418kmとなり、標高差342kmの高さの地平が見えていることになる。もちろん、屈折率等気象条件などの与件を除外して計算すれば。
それにしても、改めて思うことは、中学校や高校で学ぶ、数学や地理などの基本知識は、何歳になったとしても役立つものなのだということ。
まもなく「センター試験」が始まる。
自分が受験した頃には「共通1次試験」という呼び名だったはずだが、受験生には「悔いの残らない」よう精一杯頑張ってもらいたい。
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