Tellus Syrah 2009

Nowhereman

2011年06月19日 09:43

 イタリア・ウンブリア(Umbria)州に本社があるファレスコ(Falesco)。
 ローマのあるラツィオ(Lazio)州に有する5haのヴィンヤードで収穫したシラー(Syrah)のみで作ったモノセパージュ。
 「Tellus(テルース)2009」。


 飲んだ瞬間に「甘み」を感じるが、ラツィオのテロワールの特性を考慮して「シラー」を栽培したというだけあり、シラー独特の重みが時間の経過とともに深まってくる。
 何年か経過した後、もう一度飲んでみたいワインである。
 ちなみに、ボトルにも特徴があり、幅広で、上部にいくほど広がりを増している。ワインボトルらしからぬボトルでもある。

 「南瓜とさやいんげんと玉葱のサラダ シークワサードレッシング」。

 北海道の空知地方は、さやいんげんの特産地でもあり、特に近畿地方への移出が多いのだ。
 今の時期が「旬」。
 中央アメリカが原産でありながら、「若い鞘」を食べ始めたのはイタリア人というさやいんげん。
 江戸時代に明から日本に招かれた隠元禅師(いんげんぜんし)によってもたらされたので、「いんげん」という名前が付いたと聞かされるが、お決まりのように諸説ある。
 
 「豚ヒレ肉のビール煮」。

 ブラウンマッシュルーム、大蒜、玉葱を加えたソースで、香ばしさが増す。

 週末にしか、ゆっくりと料理もできないので、ちょっとだけ贅沢な時間を過ごす。
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