Tellus Syrah 2009
イタリア・ウンブリア(Umbria)州に本社があるファレスコ(Falesco)。
ローマのあるラツィオ(Lazio)州に有する5haのヴィンヤードで収穫したシラー(Syrah)のみで作ったモノセパージュ。
「Tellus(テルース)2009」。
飲んだ瞬間に「甘み」を感じるが、ラツィオのテロワールの特性を考慮して「シラー」を栽培したというだけあり、シラー独特の重みが時間の経過とともに深まってくる。
何年か経過した後、もう一度飲んでみたいワインである。
ちなみに、ボトルにも特徴があり、幅広で、上部にいくほど広がりを増している。ワインボトルらしからぬボトルでもある。
「南瓜とさやいんげんと玉葱のサラダ シークワサードレッシング」。
北海道の空知地方は、さやいんげんの特産地でもあり、特に近畿地方への移出が多いのだ。
今の時期が「旬」。
中央アメリカが原産でありながら、「若い鞘」を食べ始めたのはイタリア人というさやいんげん。
江戸時代に明から日本に招かれた隠元禅師(いんげんぜんし)によってもたらされたので、「いんげん」という名前が付いたと聞かされるが、お決まりのように諸説ある。
「豚ヒレ肉のビール煮」。
ブラウンマッシュルーム、大蒜、玉葱を加えたソースで、香ばしさが増す。
週末にしか、ゆっくりと料理もできないので、ちょっとだけ贅沢な時間を過ごす。
関連記事