フィールディズ in Japan 新年会

Nowhereman

2012年02月01日 20:43

 平成16年から当別町にて開催されている「フィールディズ in Japan」
 このイベント、本場New Zealandでは「国の農業祭」として開催されているものの「日本版」であり、我が国の食料供給基地でもある北海道で開催されるに相応しいイベントでもあるのだ。

 「環境に負荷をかけないモノづくりをしている生産者と、消費者や外食業者、流通業者をつなぐこと」を、最も大きな目的として毎年開催されている。
 地味なプロモーションにも関わらず、去年もおおよそ1,000人の集客があったというのだから凄い!!

 昨日は、去年のイベントの報告会を兼ねた新年会があり、お邪魔してきた。


 新年会の会場は、このイベントにも出展している「小樽ビール」さんの札幌の直営店「ライプシュパイゼ」。
 自分自身、肝心なところが抜けていることが多く、実は去年のこのイベントの開催日を勘違いしていて参加することができなかったのだ。
 しかも、今回もこのお店の住所と思われる地点を予め調べておいたのだが、全然違うところに辿り着いてしまうなど、自分自身が情けなくなる顛末でもあった。

 もともと自分がこのイベントに関わることになった契機は、北海道でも一極集中が進行し、札幌に極端に人口が集まる一方で、その他地域の人口減少が確実に進んでいることを何とかしなくてはという気持ちと、札幌周辺の農業生産者の皆さんと人口集中の一方で大消費地となっている札幌市の消費者の皆さんとの間を、何とか上手に取り持つ方法はないだろうか。そういう問題意識からであった。

 不幸にして、2年前には口蹄疫によって日本国内大変な状況に置かれ、そのようなときに「屋外イベント」を畜産農家さんもいらっしゃる土地で開催することはいかがなものかということで、2年前には屋内でのイベントとなってしまった。しかし、この屋内イベントでの講演が、何とも斬新なお話しばかりであり、参加することができて、本当によかったと思わせてもらえるものであった。

(続きは「続きを読む」からどうぞ。)
 去年は通常通り、屋外イベントということもあり、多くの皆さんが会場に足を運んでくれたとのこと。
 先ほど書いたように約1,000人の内訳として、アンケート調査結果では、札幌市からの参加者が約46%、主婦の方が26%と、そもそも自分自身の問題意識を解決する方向での集客が行われていることを知り、このイベントの重要性を再認識。

 しかも、プレス発表を記事にしてくださった北海道新聞をはじめとする「新聞」を読んで足を運んでくださった方の数が多く、ネットに埋没しているように思われていた「新聞」記事の偉大さをも、再認識。

 ※ 写真は、新年会のお店で登場した一品。

 昨日の新年会でも、年に1度しかお会いする機会がない、十勝や天塩など北海道内各地の生産者の皆さまと再会し、本当に有意義な時間を過ごすことができた。

 抽選会では、「十勝しんむら牧場」さんの「ミルクジャム」をゲット!!


 今年も「フィールディズ in Japan」は開催されるはずですので、改めて皆さまにはご案内させていただこうと思っていますが、是非とも会場へと足を運んでいただき、生産者の皆さんがどのような思いで「食料生産」を行っているのかをお聞きになっていただきたいと思います!!
 また、消費者の皆さんが、農業に対してどのような思いを持っているのかという御意見等も、是非とも生産者の皆さまにぶつけてみては如何でしょうか??
関連記事