2010年02月21日
「さっぽろ雪まつり」&「小樽雪あかりの路」
今年の北海道・道央地区の冬の大きなイベント、終了。
今年の冬は、自分が子どもの頃に体験していたような、いつもの「寒さ」が戻ってきたように感じた。
「第61回さっぽろ雪まつり」。
2月5日から2月11日までの7日間。
来場者数は2,433,000人(昨年2,080,000人)と、前年比17%増。過去最高であった第42回(1991年)を76,000人上回り、過去最高の入場者数を記録。
うち大通公園単独入場者数は1,961,000人と、こちらも過去最高。
一方「第12回小樽雪あかりの路」。
2月5日から2月14日までの10日間。
来場者数は508,000人(昨年472,000人)と、前年比7.6%増。過去最高の第10回(2008年)の575,000人には到達できず。
うち運河会場単独入場者数は317,000人。日にち別の入場者数を見てみると、やはり土日祝の入場者数は多いものの、平日の入込数は少なめ。
さらに、JR北海道のデータを見てみると、「さっぽろ雪まつり」期間中の都市間輸送の利用客は、190,900人と前年同期比0.7%増。その中でも札幌圏の近距離輸送は137,000人と前年同期比0.9%の微減。
数字だけを比較すると、札幌は小樽の動員数の5倍を、より短い開催期間で集めている。
歴史と知名度と規模の違いを考えれば、この「差」を生み出すのだろう。
JR北海道のデータからは、「さっぽろ雪まつり」期間中の近距離輸送に増減がなかったということと、「小樽雪あかりの路」は「さっぽろ雪まつり」終了後の祝日から最終日までに入場者数を挽回しているがJRのデータがないこと。
札幌・小樽間はJR又は高速バスの双方を利用できるが、バスのデータや個別の数字が分からないので詳細な分析は難しい。
いずれにせよ、双方ともに去年よりも来客数を増やしたことは、両方のイベントの宣伝活動に個人的に関わった立場からは嬉しいことである。
今年の冬は、自分が子どもの頃に体験していたような、いつもの「寒さ」が戻ってきたように感じた。
「第61回さっぽろ雪まつり」。
2月5日から2月11日までの7日間。
来場者数は2,433,000人(昨年2,080,000人)と、前年比17%増。過去最高であった第42回(1991年)を76,000人上回り、過去最高の入場者数を記録。
うち大通公園単独入場者数は1,961,000人と、こちらも過去最高。
一方「第12回小樽雪あかりの路」。
2月5日から2月14日までの10日間。
来場者数は508,000人(昨年472,000人)と、前年比7.6%増。過去最高の第10回(2008年)の575,000人には到達できず。
うち運河会場単独入場者数は317,000人。日にち別の入場者数を見てみると、やはり土日祝の入場者数は多いものの、平日の入込数は少なめ。
さらに、JR北海道のデータを見てみると、「さっぽろ雪まつり」期間中の都市間輸送の利用客は、190,900人と前年同期比0.7%増。その中でも札幌圏の近距離輸送は137,000人と前年同期比0.9%の微減。
数字だけを比較すると、札幌は小樽の動員数の5倍を、より短い開催期間で集めている。
歴史と知名度と規模の違いを考えれば、この「差」を生み出すのだろう。
JR北海道のデータからは、「さっぽろ雪まつり」期間中の近距離輸送に増減がなかったということと、「小樽雪あかりの路」は「さっぽろ雪まつり」終了後の祝日から最終日までに入場者数を挽回しているがJRのデータがないこと。
札幌・小樽間はJR又は高速バスの双方を利用できるが、バスのデータや個別の数字が分からないので詳細な分析は難しい。
いずれにせよ、双方ともに去年よりも来客数を増やしたことは、両方のイベントの宣伝活動に個人的に関わった立場からは嬉しいことである。
ある人は、「小樽雪あかりの路」の規模拡大には慎重な意見を述べている。
要は、そのイベントが、誰のためのものであり、何を目的として行われるものなのかということを、主催する人たちが考えることにあるのではなかろうか。
自分としては、「手作り」感、「ぬくもり」といったものを「雪あかりの路」を通して小樽の街全体から感じ取ることができることが嬉しいし、そして何よりも楽しい。
小樽に来られた皆さんが「来てよかった!」「来年も是非来たい!」と語ってくれるイベントであるというのは、紛れもない事実。
ただし、飲食店は満員で、予約していなければ入られないという状況を、自分も実際に2軒で体験。
とあるお店では、テーブルの椅子が空いているにもかかわらず、後片付けする要員が不足していて約20分も待たされた。さすがに札幌から来られたお客さまの帰宅時間の制約もあったので、ただ単に呆然と20分待っているだけで食事もせずに帰宅していただくという、とても残念な対応をされた「老舗」もあった。
いくら「謝られても」、後の祭り。
必ずしもすべての小樽市内の飲食店が満員であったとは限らないだろう。しかし、来られるお客さまの数に、小樽市内の飲食店のうち「人気店」と呼ばれる店のキャパシティが現実には着いていけていないというのが、実態なのだろう。そうなると、「小樽じゃ雪あかりを観た後に夕飯を食べられないので、やはり札幌に泊まりましょう」ということにならざるを得ない。これは、期間中の宿泊客数を増やすに当たって、最大のネックである。その問題の捉え方を根本的に勘違いしていると、大変なことになるだろう。
いずれにせよ、来年は、今年の経験を活かしつつ、さらに素晴らしいイベントとなり、観光で小樽に足を運ばれた皆さん方が「心から、来てよかったね!」と言っていただけることを、小樽市民の一人として願っている。
要は、そのイベントが、誰のためのものであり、何を目的として行われるものなのかということを、主催する人たちが考えることにあるのではなかろうか。
自分としては、「手作り」感、「ぬくもり」といったものを「雪あかりの路」を通して小樽の街全体から感じ取ることができることが嬉しいし、そして何よりも楽しい。
小樽に来られた皆さんが「来てよかった!」「来年も是非来たい!」と語ってくれるイベントであるというのは、紛れもない事実。
ただし、飲食店は満員で、予約していなければ入られないという状況を、自分も実際に2軒で体験。
とあるお店では、テーブルの椅子が空いているにもかかわらず、後片付けする要員が不足していて約20分も待たされた。さすがに札幌から来られたお客さまの帰宅時間の制約もあったので、ただ単に呆然と20分待っているだけで食事もせずに帰宅していただくという、とても残念な対応をされた「老舗」もあった。
いくら「謝られても」、後の祭り。
必ずしもすべての小樽市内の飲食店が満員であったとは限らないだろう。しかし、来られるお客さまの数に、小樽市内の飲食店のうち「人気店」と呼ばれる店のキャパシティが現実には着いていけていないというのが、実態なのだろう。そうなると、「小樽じゃ雪あかりを観た後に夕飯を食べられないので、やはり札幌に泊まりましょう」ということにならざるを得ない。これは、期間中の宿泊客数を増やすに当たって、最大のネックである。その問題の捉え方を根本的に勘違いしていると、大変なことになるだろう。
いずれにせよ、来年は、今年の経験を活かしつつ、さらに素晴らしいイベントとなり、観光で小樽に足を運ばれた皆さん方が「心から、来てよかったね!」と言っていただけることを、小樽市民の一人として願っている。
Posted by Nowhereman at 09:49
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