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2010年12月19日

多くの上司や部下が悩むこと

 よほど優秀な人材が揃っている職場であったとしても、「完全」「完璧」などあり得ないはずだと、自分は思っている。
 なぜなら、人間は「不完全」であり、「完全」にはなりえないから。

 したがって、数多くの「失敗」と成功の「経験」を積み重ねて、人は成長していくはずなのだ。
 自分自身、そのように考えている。

 とは言え、「いつまでに、これを仕上げるように」と指示したにもかかわらず、いつまで経っても「報告」さえない場面に出くわすと、頭ごなしに怒る前に、「指示された人間は、一体何をどう考えているのだろうか?」と上司として考えてしまう。
 逆に、指示しなくても、これくらいやっておいて欲しいと思っていても、言葉に出さなければ動かない人間を前にすると、呆れる前に、「指示待ち人間は、なぜ能動的に動こうとしないのだろうか?」と、またも上司として考えてしまう。

 上司がそう思うと同様、部下には部下の考えも当然あるはずなのだ。

 そう考え、例えばということで、「指示待ち人間」という言葉で《グーグル》上で検索してみた。
 すると、とある方のブログにあった「指示待ち人間が考えたこと」という文章を読み、この方は、とても優秀な方だと思ったのと同時に、自分自身に欠けていることは何かを考え、気付くためのきっかけをいただいた。

 そこで、ロバート・カッツ教授の考え方を基に、自分なりに「能力開発」に関してチャートにまとめてみた。
 なお、自分自身の仕事は「企画立案」が中心であることから、このチャートが、すべての仕事に当てはまるとは限らない。

多くの上司や部下が悩むこと

 (注) 「無断転用」を禁ず。

 「テクニカル・スキル」と「ヒューマン・スキル」に欠けていると、「概念化能力」にさえ辿り着けない。
 その一方で、「人と人との間の「尊重」「尊敬」の念がなければ、いくら「能力」があったとしても、他者との関係において、信頼関係の構築には至らない。

 部下には、自分が体験したことのないことに、失敗を恐れず取り組む「勇気」が、また、一方の上司の側には、部下が自分自身で「考える」ことを通じて「行動」に移すことを多少なりとも「忍耐」や「根気強さ」を持って「待つ」という「勇気」も必要なのかも知れない。

 十人十色なわけで、「個」のパーソナリティをも見極める必要はあるが、個々のプレーヤーの能力向上とともに、「組織」としての「目的意識」を見失わないで規律を持って行動すること。
 こういうことを、一人一人が意識することができれば、その「会社」の業績は、上向くはず。だろうな・・・。

 と、考えてみた「2010渡辺モデル」であった(苦笑)。
 


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Posted by Nowhereman at 11:44 │雑感

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