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2011年10月02日

利尻島へと渡る

 稚内からフェリーで約2時間弱。奥尻島。
 ちょうど島へと渡る日は、天気がよかったにもかかわらず、波が高く、過去国内の多くの港で船に乗った経験のある自分としても、ちょっとびっくりするような波の高さであった。
利尻島へと渡る
 まさに「荒波を越えて」利尻へと向かう。

 利尻島のウニ漁は、ちょうど9月末で終了する。今シーズン最後のウニは、食べる価値あり。
利尻島へと渡る
 「三色丼」をいただいた。やはり利尻・礼文のウニは格別。

 1週52.8kmの島は、サイクリングロードが整備されていて、自転車で周囲をのんびりと周る旅人も多い。
利尻島へと渡る

 「夕日が丘展望台」には、昔登ったことがあった。
利尻島へと渡る

 鴛泊(おしどまり)港のある利尻富士町と、沓形(くつがた)港のある利尻町の2町が利尻にはあるが、現在稚内や礼文との定期航路が就航しているのは鴛泊港。
 沓形の港は少し寂しい雰囲気だが、漁船がたくさん停泊していた。
利尻島へと渡る

 沓形に宿泊したが、「会津藩士の墓」が沓形にあることを知った。
利尻島へと渡る
 1808年に藩士1558人が、稚内へと向かい、樺太アニワ湾で発生した日本人経営者に対するロシア軍の放火暴行事件に対応するためのものであった。
 その後、北海道へ帰る途中、船団が遭難したり、多くの命が犠牲になたようだが、利尻へと辿り着いた漂流者たちの英霊を称えるための「顕彰碑」が、その墓の横にひっそりと建立されている。

 歩かなければ分からない歴史。
 我が国のために働き、命を落とされた先人たちのことを、改めて思うとともに、その労苦に報いることが、後世を生きる我々の使命でもあるということを、再認識するのであった。

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Posted by Nowhereman at 12:08 │

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