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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年06月06日

グスタフ・グリュン氏のワイン

 「忙しいことは、暇であることよりはよいことだ」と思っているが、「忙し過ぎる」というのは「ちと」辛いものである。
 そんな多忙な一週間であったが、昨夜は、3年間のドイツ・デュッセルドルフ勤務を終えて札幌へと転勤してきた「元・部下」の御苦労さま会を企画した。
 東京で一緒に働いていた、気心の知れたメンバーが集まり、久しぶりに楽しい時間を過ごすことができた。

 デュッセルドルフから戻った彼は、北海道ワイン㈱鶴沼ワイナリーにて技術指導を行っている「グスタフ・グリュン」氏とドイツでお会いし、すっかり意気投合したようだ。
 帰国に際して、グスタフ・グリュン氏たちの葡萄畑で作られたワイン数本を持ち込んだということで、昨夜はその御相伴に与ることとなった。

 まずは「リースリング 2007」(Riesling)。

 思わず鶴沼ワイナリーのリースリングと比較してしまうのだが、香りがとても強い。
 もの凄く新鮮な香りが凝縮されていて、リースリング自体にも強烈な凝縮感が感じられる。
 こんなに凄いドイツのリースリングは、恐らく国内では流通していないだろう。

 「レンベルガー 2007」(Lemberger)。

 これまたドイツの赤ワインとは思えないほど、色素が出ている。
 これまたびっくりの凝縮感。
 そうなのだ。
 ドイツで生産されたワインは、凝縮感に溢れたワインに仕上がっているのだ。

 「アコロン 2006」(Acolon)。

 アコロンというセパージュと出会うのは、初めてである。
 ヴァインスベルク州立園芸教育試験場で、レンべルガーとドルンフェルダーの交配された新品種ということだが、2001年に本格栽培されたものであり、国内でもこのセパージュを口にした方は少ないはず。
 確かに、レンベルガーにドルンフェルダーの力強さが加わった感じであり、是非とももう一度飲んでみたいと思わせてくれる一本であった。


 アコロンの瓶の形状には特徴を持たせており、味覚、香りに加えて、瓶までも印象に残るという一本であった。  続きを読む


Posted by Nowhereman at 13:21Vin