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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年11月16日

A LONG VACATION From Ladies

 もうあれから30年も経ったのだ。

 自分がちょうど高校を卒業するのと同時に発売された大瀧詠一(おおたき・えいいち)の『A LONG VACATION』。
 ちょうどその時から約1年、自分の生活はまさに「A Long Vacation」に入ったようなものであった。

 お付き合いをしていた彼女との出会いなんか、まるで『FUN × 4』の歌詞のような夢心地であった。
 そうだ。
 そのとき「月に吠え」なかった結果が、今なのか(笑)。


 太田裕美がカバーしている『FUN×4』を聴いていると、当時の「夢心地」という想い出とは異なった現実を感じたり。

 『カナリア諸島にて』は今井美樹がカバーしている。
 「もうあなたの表情の輪郭もうすれて
 ぼくはぼくの岸辺で
 生きていくだけ・・・それだけ・・・』

 30年前にはピンと来なかった歌詞が、走馬灯のように流れていく想い出の「輪郭」が薄れていることに、ようやく気が付く。

 尾崎亜美がカバーする『雨のウェンズディ』。
 1981年の夏。
 スコールのような雨が降る中、この曲を何度も聴きながら、叔父さんに借りた自動車を走らせて初めて二人「石狩の湘南」(笑)へと辿り着いた。
 そうだ。
 「海が見たい」と言い出した彼女。
 まさか「さよならの風が君の心に吹き荒れ」るなんてことはないよなと、正直ビクビクしていたこともあったっけ。
 今は自分が行くところ、雨は水曜だけじゃなく、「何で突然降りだすのだ」というときにも降り出す(他称)「雨男」。  続きを読む
タグ :大瀧詠一


Posted by Nowhereman at 20:56音楽