拓かれた時間の中で

　７月の間、ほとんどと言ってもよいほど太陽の姿を見ることがなかった。
　ここ数日、ようやく太陽の陽射しが道央圏にも戻ってきた。

　これほど曇って気温も上がらず、長雨が続いていると、農作物への被害は甚大である。
　じゃがいも、豆類、玉葱、麦類に関しては、石狩・空知管内では、農家の皆さんの「悲鳴」とも呼べる叫び声が聞こえる状態である。もちろん、畑作という意味ではワイン用「葡萄」も同様。
　一方で、積算温度が勝負どころの水稲は、これから数日間の「晴天」が続けば、なんとか持ち直せるのではといった期待感も聞こえている。

　そうした地域の実情をお聞きするために、由仁町から岩見沢へと向かう途中、昼食を食べている時間がないと思っていたのだが、「豚丼」と書かれた看板が目に止まり、道路を右折してみた。
　そこ（岩見沢市栗沢町）には、「食事の家いちご」というお店があった。


　何はともあれ「豚丼」である。

　ご飯のボリュームは十分だし、一気に満腹！
　モダンジャズが流れる店内は、とても雰囲気がよい。

　甘い物に目がないという新しい支店長は、「ハスカップどら焼き」という看板に目が留まっていたらしい（笑）。

　ハスカップ、白小豆、蜂蜜などが練りこまれている。

　さらに、「ハスカップの気持ち」なる看板にも目が留まっていたらしい（爆）。

　さながらハスカップのお萩といった感じか。テレビでも紹介された商品とのこと。
　それにしても、食欲旺盛でびっくり！！

　なんだか夏らしい夏を実感することなく８月を迎えたが、外には既に「とんぼ」が。

　８月に入り、「少しだけでもよいから、夏らしい「暑い」陽射しよ降り注いでおくれ！」と、ただただ祈るばかり。
　恐らく、夏休み真っ最中の子供さんたちも、同じ気持ちなのではなかろうか・・・。

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