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2009年08月09日

カサブランカ 小樽

 「オーセントホテル小樽」の最上階にある「レストラン カサブランカ」。
 カサブランカの「上お得意さま」に違いない方と食事をすると、こういうコースになるのかと改めてカサブランカの実力に感動!!

 まずは「アミューズ」。
カサブランカ 小樽
 南蛮海老の下には、アワビ。フレッシュトマトをベースとしたシンプルであり、とても贅沢なアミューズに仕上がっている。
 アミューズが、その後に続くすべての料理への「信頼感」を示す一品だとすれば、「素晴らしい」としか言葉がでない。

 白ワインは「Michel Laroche(ミシェル・ラロッシュ) 2004 VdP」。
カサブランカ 小樽
 ラングドック(Langudoc)地方のヴィヨニエ(Viognier)モノセパージュ。
 まるでジュラ(Jura)かと思わせるような鮮やかな黄金色。ヴィヨニエ自体産出量が少ないので、モノセパージュでいただけること自体嬉しいし、コスト・パフォーマンスに優れたワイン。
 ギンギンに冷えていながら、桃とアプリコットの香りに満ち溢れ、料理を引き立ててくれること間違いない。

 「牛タンとじゃが芋のクロケット 水菜サラダ ~ ゴルゴンゾーラソース」。
カサブランカ 小樽
 ゴルゴンゾーラソースには、この白ワインを使ってみたというが、絶妙な仕上がり。
 シャキシャキの水菜が、上質の食感をもたらすアクセントとなっている。

 「ニセコ産 北あかりの冷たいポタージュ」。
カサブランカ 小樽
 ようやく夏らしい日差しが戻ってきた小樽には、ちょうどよいVichyssoise。

 「鮮魚のグリル 夏野菜のリゾット」。
カサブランカ 小樽
 焼き加減が抜群な「すずき」のグリル、しかも全体のコンビネーションの素晴らしさには「脱帽」としかいいようがない。
 アサリ貝、枝豆、マイクロトマト、とうもろこし、トマト、焼いたパルミジャーノと、その一品づつが個性を発揮しながら、すずきのグリルに彩りを添えている。

 「Chateau Mille Roses(シャトー・ミル・ローズ) 2003」。
カサブランカ 小樽
 ボルドー(Bordeaux)・オー・メドック(Haut-Medoc AC)。
 メルロ(Merlot)52%、カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)42%、プティ・ヴェルド(Petit Verdot)6%というバランスが、棘々しさを感じさせない「千本の薔薇(Mille Roses)」を産み出している。

 「和牛肉のキューブ 8種類のプチ温野菜添え マッシュルームのクリームソース」。
カサブランカ 小樽
 マッシュルームのクリームソースが、和牛肉とのハーモニーを奏でている。
 「とっても美味しかった」という素直な感想!!

 「季節フルーツと白ワインのジュレ 牛乳アイス添え」。
カサブランカ 小樽
 ここでもヴィヨニエを使っていることが風味から感じられるが、それぞれのフルーツ自体の風味を損なうことなく品よく使われている。


 

 かしこまることなく、それでいて品よく料理を仕上げるセンスのよさが、何より嬉しい。
カサブランカ 小樽
 窓辺に浮かんだ月を眺めながら、小樽のフレンチを楽しむ一日であった。

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Posted by Nowhereman at 10:09 │大好きなお店
この記事へのコメント
以前カサブランカで食事をしながら、花火大会を楽しむことが出来ました。
私は偶然でしたが、フレンチと花火を肴にフレンチを楽しむのも良いですね。
Posted by さむ at 2009年08月09日 19:34
♪ さむさん

 こんにちは!
 コメントへの返信が遅くなり、失礼いたしました。

>以前カサブランカで食事をしながら、花火大会を楽しむことが出来ました。

 知りませんでした(笑)!
 確かに、フレンチと花火との組み合わせ、最高ですね☆☆☆
Posted by Nowhere Man at 2009年08月13日 09:13

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カサブランカ 小樽