拓かれた時間の中で

　ＧＷのような秋の連休に突入しましたが、皆さんいかがお過ごしでしょう？
　自分はと言うと、今日のスケジュールが明日へと延びたこともあり、小樽市内の散策に出かけてみた。

　今日の小樽は「雨」という予報ではなかったはずだが、午前中、家を出てすぐにポツリポツリと雨粒が・・・。
　「嫌な予感」を抱きながらも、そのまま小樽運河に向かって歩き始めた。

　観光客の皆さん方が立ち寄らないようなところを歩いていると、いつも面白い発見をすることができる。
　小樽はそのような街でもあるのだ。

　観光客の皆さんであったとしても、一歩でも西へと向かっていけば辿り着けるはずの「小樽運河の西外れ」へと歩いていると、「カモメを呼ぶ少女」の像を発見。

　小樽には、街のあちらこちらに像が多い。
　しかし、見るも無残にカモメの糞で汚れている像があったりするのを見かけると、本当に維持管理が大変だろうと察してしまう。

　話は横道に逸れたが、この像を発見した直後、比較的大柄なカモメ（？）が自分の目の前に現れて、街灯の上で止まったのだ。

　確かにカモメを呼んでいるのだろう・・・。
　けど、カモメにはたまに糞をかけられたりすることもあり、意外な「糞害」にがっかりさせられることもある。

　この後、何となく黒い雲が増えてきたことを察知し、喫茶店へと逃げ込んだ途端、突然の「雨」。
　運がよいのか悪いのか分からないが、傘を持たずに出かけた散歩も、楽しく感じられる時間となったのであった。

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