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2010年12月25日

「クリスマス・イブ」の赤ワイン

 小樽のクリスマスと言えば、「ケンタッキー」ではなく、「なると」の若鶏。
 「なると」も札幌に進出し、その存在も小樽だけではなく、北海道全体に広がりつつある。
「クリスマス・イブ」の赤ワイン
 何せ肉が大きく、皮がパリッと仕上がっていて、ガーリックによる味付けは、バスやJRで持ち帰ろうとすると、「この人、「なると」持っているぞ」と分かるくらいなのだ。

 この「なると」に合わせるワインとなると、どちらかと言えば「ずしり」とした重さが必要。

 選ばれた一本は、「アマンカヤ グラン・レゼルヴァ樽熟 (Amancaya Grand Reserva and 2007)」。
「クリスマス・イブ」の赤ワイン
 アルゼンチン(ARGENTINE)のワイン銘醸地「メンドーサ(Mendoza)」。
 アンデス山脈の麓、標高850m~1,500mの肥沃な土壌で生産される葡萄。アルゼンチン全体の約70%のワイン生産量を占めている。
 セパージュは、マルベック(Malbec)55%、カベルネ・ソーヴィニョン(Cabernet Sauvignon)45%。

 『世界に認められる最高のワインをアルゼンチンで造る』というニコラス・カテナ氏(Nicolas Catena)。2001年、同社の品質が世界的に認められたが、その前年、シャトー・ラフィット・ロートシルト(Dm.Baron De Lafit Rothschild)のエリック・ロスチャイルド男爵とのJVがスタートし、このワインもその成果の一つ。
 したがって、樽熟成に用いられる樽はボルドー(Bordeaux)のポイヤック(Pauillac)の樽工場で作られ、14度のアルコール度数まで上がり、濃厚な熟成感が口の中に広がるワイン。
 ブラインドをしてみても、アルゼンチンと当たらない確率が自分の中では高いという、低価格でありながら、最高の一本なのだ。

 そうそう。「アマンカヤ」とは、アンデスに咲く「花」の名前ということだが、実際の写真はなかなか見つからず、こちらのサイトに「アマンカヤ」の花の写真が掲載されていました。

 「クレソンと林檎のサラダ」。
「クリスマス・イブ」の赤ワイン
 この濃厚かつ「ガツン」と胃に響く両者を中和するには、この手のサラダがとても効果的。

 さて、皆さんはどのような「クリスマス・イブ」を過ごされたのでしょうか?
「クリスマス・イブ」の赤ワイン
 神の祝福が、世界中のすべての人たちに行き渡りますように・・・。

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Posted by Nowhereman at 10:04 │Vin

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