2011年12月10日
Piemonte ワイン会
昨夜は、イタリア・ピエモンテ州(Piemonte)、ノヴァーラ県(Novara)にご在住で、友人のRie Okuyamaさんが一時帰国されて、全国でワイン会等を開催されるということでご案内をいただいた。

帰国途中に立ち寄った、ミュンヘンにて購入されたという「クリスマス・カード」をいただく。
オクシタニア(Patria Linguae Occitanae)とワイン文化について調べていたときに、偶然Rieさんとは知り合うこととなり、ガリア・キサルピナ(Gallia Cisalpina)の中であっても言語の差、文化の差がどのように根付いていったのか、自分にとっては大変興味深い研究テーマでもある。
話は横道にずれたが、現地でしか楽しむことのできないワイン、それと合わせた料理をいただいた。
「Bianchi, Vino Spumante Brut Incontro 'NV(ヴィアンキ・ヴィノ・スプマンテ ブリュット・インコントロ)」。

この地方でしか栽培されていない固有品種「Erbaluce(エルバルーチェ)」から作られたスプマンテ。
地元で消費され、日本には輸出されていない。
「前菜」が運ばれる。

左から、フンギミストのラヴィオリ、かぶの自家製ラルド風味のソテー、アンキモのタルトラ。
「Rovellotti, Vitigno Erbaluce 2009(ロヴェロッティ ヴィティーノ・エルバルーチェ)」。

スプマンテと同じセパージュの白ワイン。どこの国でもそうなのだろうが、地元の若者のアルコール離れが進み、結局は輸出用に回ってしまう。
北イタリアのこの地でも、同様の傾向にあるようだ。
「イタリア産ウサギとたんぽぽのサラダ」。

ジビエの基本である「ウサギ」と、タンポポとの組み合わせ。
これが白ワインと絶妙な相性。
(続きは「続きを読む」からどうぞ!!)
帰国途中に立ち寄った、ミュンヘンにて購入されたという「クリスマス・カード」をいただく。
オクシタニア(Patria Linguae Occitanae)とワイン文化について調べていたときに、偶然Rieさんとは知り合うこととなり、ガリア・キサルピナ(Gallia Cisalpina)の中であっても言語の差、文化の差がどのように根付いていったのか、自分にとっては大変興味深い研究テーマでもある。
話は横道にずれたが、現地でしか楽しむことのできないワイン、それと合わせた料理をいただいた。
「Bianchi, Vino Spumante Brut Incontro 'NV(ヴィアンキ・ヴィノ・スプマンテ ブリュット・インコントロ)」。
この地方でしか栽培されていない固有品種「Erbaluce(エルバルーチェ)」から作られたスプマンテ。
地元で消費され、日本には輸出されていない。
「前菜」が運ばれる。
左から、フンギミストのラヴィオリ、かぶの自家製ラルド風味のソテー、アンキモのタルトラ。
「Rovellotti, Vitigno Erbaluce 2009(ロヴェロッティ ヴィティーノ・エルバルーチェ)」。
スプマンテと同じセパージュの白ワイン。どこの国でもそうなのだろうが、地元の若者のアルコール離れが進み、結局は輸出用に回ってしまう。
北イタリアのこの地でも、同様の傾向にあるようだ。
「イタリア産ウサギとたんぽぽのサラダ」。
ジビエの基本である「ウサギ」と、タンポポとの組み合わせ。
これが白ワインと絶妙な相性。
(続きは「続きを読む」からどうぞ!!)
「Rovellotti, Vespolina Ronco al Maso 2009 (ロヴェロッティ ヴェスポリーナ・ロンコ・アル・マーゾ)」。

「Vespolina(ヴェスポリーナ)」のモノ・セパージュ。
ペッパーのようなスパイシーな香りがありながら、実に面白い。
「鶉とゆり根のリゾット トリュフオイル風味」。

隠れ味的にセロリの香りが漂っている。
「Rovellotti, Uvaggio Sciato Muloeta 2005 (ロヴェロッティ ウヴェジョ・シャト・ムルエタ)」。

カベルネ・ソーヴィニョン、メルロなど、スーパー・トスカーナならぬ「スーパー・ピエモンテ」。
日本非売品。「このワインは凄い!」と唸る。
「手長エビと帆立貝のバター焼き 香草風味」。

上品な味覚。見た目の美しさ。
「Bianchi, Gattinara Vigneto Valferana 2004 (ビアンキ ガッティナーラ・ヴィニュト・ヴァルフェラーナ)」。

Nebbiolo(ネッヴィオーロ)のモノ・セパージュ。
この価格だとすれば、コスト・パフォーマンスに優れていると思う
「蝦夷鹿のローストと人参の塩パウンド ゴルゴンゾーラのクリームソース」。

「蝦夷鹿を美味しくいただくためには、頚動脈を一発で打ち抜かないといけないのです」と、自分の向かいに座った女性が語ってくださった。
「Rovellotti, Ghemme 2004 (ロヴェロッティ ゲンメ)」。

Spanna(スパンナ=Nebbioloネッビオーロのシノニム)85%、Vespolina(ヴェスポリーナ)15%。
こちらも日本非売品。ご馳走さまでした!!
ワイン会は、札幌大通にある「な・ちゅら」さん。
ピエモンテの南、クーネオ県(Cuneo)にあるブラ(Bra)。「スローフード発祥の地」として皆さんもご存知でしょう。
折りしも今日は、Terra Madre Day(テッラ・マードレデー 2011)。
この日に、このブログを記すことができたのも、また何かの「ご縁」ということなのだろう。
「Vespolina(ヴェスポリーナ)」のモノ・セパージュ。
ペッパーのようなスパイシーな香りがありながら、実に面白い。
「鶉とゆり根のリゾット トリュフオイル風味」。
隠れ味的にセロリの香りが漂っている。
「Rovellotti, Uvaggio Sciato Muloeta 2005 (ロヴェロッティ ウヴェジョ・シャト・ムルエタ)」。
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロなど、スーパー・トスカーナならぬ「スーパー・ピエモンテ」。
日本非売品。「このワインは凄い!」と唸る。
「手長エビと帆立貝のバター焼き 香草風味」。
上品な味覚。見た目の美しさ。
「Bianchi, Gattinara Vigneto Valferana 2004 (ビアンキ ガッティナーラ・ヴィニュト・ヴァルフェラーナ)」。
Nebbiolo(ネッヴィオーロ)のモノ・セパージュ。
この価格だとすれば、コスト・パフォーマンスに優れていると思う
「蝦夷鹿のローストと人参の塩パウンド ゴルゴンゾーラのクリームソース」。
「蝦夷鹿を美味しくいただくためには、頚動脈を一発で打ち抜かないといけないのです」と、自分の向かいに座った女性が語ってくださった。
「Rovellotti, Ghemme 2004 (ロヴェロッティ ゲンメ)」。
Spanna(スパンナ=Nebbioloネッビオーロのシノニム)85%、Vespolina(ヴェスポリーナ)15%。
こちらも日本非売品。ご馳走さまでした!!
ワイン会は、札幌大通にある「な・ちゅら」さん。
ピエモンテの南、クーネオ県(Cuneo)にあるブラ(Bra)。「スローフード発祥の地」として皆さんもご存知でしょう。
折りしも今日は、Terra Madre Day(テッラ・マードレデー 2011)。
この日に、このブログを記すことができたのも、また何かの「ご縁」ということなのだろう。
Posted by Nowhereman at 12:47
│Vin