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2011年03月27日

住み慣れた街

 今日、小樽市内を歩いていると、商大に合格し、親元を離れて小樽に住むのだろうか、母親に付き添われて重たそうな荷物を手に歩いている学生さんを見かけた。

 「住み慣れた街」を離れ、一人見ず知らずの街に移り住むためには、ある種の「勇気」が必要だ。
 恐らく、長く住んだ街であればあるほど、「愛着」があるだろうし、その街を離れることへの「不安」が募るであろうことは、よく分かる。

 今回の大震災や福島の原子力発電所の事故により、他律的要因によってやむを得ず、自分の街を離れることになる方々のお辛い気持ちは、自分の心をも痛くする。

 つらつらと考えてみるに、自分自身も高校を卒業してから、あちらこちら、独りで定住することなく、動き回ってきた。
 最初の親離れをするときから、独りで身仕度をし、自分自身で棲家を見つけて旅立った。
 そういう意味で、今日見かけた「母親とともに」新たな街へと足を運ぶ子の姿を見ていると、微笑ましく思える一方、この子の「真の意味での自立」は、いつやってくるのだろうと、無用な心配をしてみたり。
住み慣れた街

 新たな街を歩いてみれば、沢山の発見や出会いが待っている。
 期待した通りの「楽しさ」もあるかも知れないが、ときとして、悪い人間に「騙される」こともあるかも知れない。
 なるべく後者の経験はしたくはないが、そこは人生である、何が待っているかは分からない。

 とかく「群れる」ことを好む人たちは多いとみるが、たまに「群れる」程度をよしとして、自分自身の貴重な「時間」を大切に生きる。
 「逞しさ」を身に付けていれば、多少の「不幸」は少しの時間で乗り越えることもできる。

 「春」。
 旅立ちの季節。
 住み慣れた街を離れる多くの皆さんに、幸多かれと祈るのであった。
 

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Posted by Nowhereman at 17:28 │独り言

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