2011年09月23日
JAZZ好きなカラスにインタビュー
ロポツサ市にある下沼公園。
そこにJAZZを聴くのが大好きだというカラスが住んでいるという噂を聞き、インタビューに成功した。
Q. 下沼公園に足を運んだのは今日が始めてなのですが、カラス、鴨、鳩と、ある程度棲み分けが進んでいるようですね。
A. なかなかよいところに気付いたな。人間の割には、見る目があるな、カァー。
Q. そんな、煽てないでください。
A. アホか。別に煽てているわけではない。
昔は今ほど棲み分けが進んでいたわけではないのだ。人間は、我々カラスが嫌いなようで、鴨や鳩にばかり目を向けて可愛がる。お陰で、鴨や鳩は餌をたらふく人間からもらい、肥えているだろう。
わしらは、そういう人間の「エコヒイキ」に頭が来て、随分の人間の頭を突いたり、嫌がらせをして楽しんでいたものじゃ、カー。
そこにJAZZを聴くのが大好きだというカラスが住んでいるという噂を聞き、インタビューに成功した。
Q. 下沼公園に足を運んだのは今日が始めてなのですが、カラス、鴨、鳩と、ある程度棲み分けが進んでいるようですね。
A. なかなかよいところに気付いたな。人間の割には、見る目があるな、カァー。
Q. そんな、煽てないでください。
A. アホか。別に煽てているわけではない。
昔は今ほど棲み分けが進んでいたわけではないのだ。人間は、我々カラスが嫌いなようで、鴨や鳩にばかり目を向けて可愛がる。お陰で、鴨や鳩は餌をたらふく人間からもらい、肥えているだろう。
わしらは、そういう人間の「エコヒイキ」に頭が来て、随分の人間の頭を突いたり、嫌がらせをして楽しんでいたものじゃ、カー。
Q. ということは、棲み分けが進んだのは最近のことなのですね。
A. その通り。あんた、さっき鳩に威嚇されていたじゃろ。
Q. はぁ。
A. 鳩や鴨の奴ら、すっかり調子に乗って、餌をくれない人間を威嚇したりする行動に出るもんじゃから、わしらは人間を威嚇してもつまらないので、止めただけなのじゃ、カー。
しかも、最近は、わしらにまで餌をくれる人間が現れたもんじゃから、ほれ、下沼公園の入口付近に「でぶったカラス」が2羽いたことに気がつかなかったカー??
あの「でぶったカラス」なんぞ、すっかり人間に飼いならされて、カラスの尊厳を忘れよって「メタボ」になってしまったのよ。カッ、カッ、カッ、カー!!
Q. なんと。そのような経緯があったのですか。
それはそうと、あなたはJAZZを聴くのが大好きだということを聞き、その経緯なぞをお聞きしたくお邪魔したのです。
A. JAZZはよい!!
人間だけがこんなに素晴らしい曲を聴いているのは、いかにももったいないじゃろが、カー。
あんた、誰の曲が好きなんじゃ?
Q. まぁ、誰というより、アン・バートンのような女性歌手が歌を奏でる曲が好きですねー。
A. 人間のくせに、まだまだ青いなぁ、カー。彼女のレコードジャケットも青かったかのー、カッ、カッ、カー。
あんたも、ここに一日佇んでみんさい。隣の店屋の親父、なかなかセンスのよい曲かけているから。
理屈なんかないんじゃよ、音楽を好きになるということに、カー。
噂に聞いていたが、これほどまでに洒落たカラスがロポツサ市に住んでいたとは驚きだった。
彼は、人間には目立たないところに佇み、決して人間の邪魔をすることなく、ひっそりと下沼公園での生活を楽しんでいる。
「あんた。絶対に自分がどこに住んでいるか、あちこちで喋るなよ。世の中のカラス全部が音楽好きにでもなったら、あんた方人間も大変なことになるだろうからな、カー。わしらは鳴き声を工夫して、互いにコミュニケーション取っているんで、音には煩いんじゃ。人間なんかにゃ、そんなデリケートなこと、分からないだろうけどな、カー。」
「確かに、カラスの言い分も、分からない訳ではないなぁ、カー」と、妙に納得して下沼公園をあとにしたのであった。
A. その通り。あんた、さっき鳩に威嚇されていたじゃろ。
Q. はぁ。
A. 鳩や鴨の奴ら、すっかり調子に乗って、餌をくれない人間を威嚇したりする行動に出るもんじゃから、わしらは人間を威嚇してもつまらないので、止めただけなのじゃ、カー。
しかも、最近は、わしらにまで餌をくれる人間が現れたもんじゃから、ほれ、下沼公園の入口付近に「でぶったカラス」が2羽いたことに気がつかなかったカー??
あの「でぶったカラス」なんぞ、すっかり人間に飼いならされて、カラスの尊厳を忘れよって「メタボ」になってしまったのよ。カッ、カッ、カッ、カー!!
Q. なんと。そのような経緯があったのですか。
それはそうと、あなたはJAZZを聴くのが大好きだということを聞き、その経緯なぞをお聞きしたくお邪魔したのです。
A. JAZZはよい!!
人間だけがこんなに素晴らしい曲を聴いているのは、いかにももったいないじゃろが、カー。
あんた、誰の曲が好きなんじゃ?
Q. まぁ、誰というより、アン・バートンのような女性歌手が歌を奏でる曲が好きですねー。
A. 人間のくせに、まだまだ青いなぁ、カー。彼女のレコードジャケットも青かったかのー、カッ、カッ、カー。
あんたも、ここに一日佇んでみんさい。隣の店屋の親父、なかなかセンスのよい曲かけているから。
理屈なんかないんじゃよ、音楽を好きになるということに、カー。
噂に聞いていたが、これほどまでに洒落たカラスがロポツサ市に住んでいたとは驚きだった。
彼は、人間には目立たないところに佇み、決して人間の邪魔をすることなく、ひっそりと下沼公園での生活を楽しんでいる。
「あんた。絶対に自分がどこに住んでいるか、あちこちで喋るなよ。世の中のカラス全部が音楽好きにでもなったら、あんた方人間も大変なことになるだろうからな、カー。わしらは鳴き声を工夫して、互いにコミュニケーション取っているんで、音には煩いんじゃ。人間なんかにゃ、そんなデリケートなこと、分からないだろうけどな、カー。」
「確かに、カラスの言い分も、分からない訳ではないなぁ、カー」と、妙に納得して下沼公園をあとにしたのであった。
Posted by Nowhereman at 07:20
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